エチオピア

エチオピアでの国境なき医師団(MSF)の活動は

北部ティグレ州における政府と反政府勢力との紛争が2年にわたり続いていたエチオピア。紛争により数千人が命を落とし、国内外に避難を余儀なくされました。いまも全土で2000万人が人道支援を必要としているとされます。

国境なき医師団(MSF)は、地元住民だけでなく、増え続ける難民や帰還民、国内避難民の医療ニーズに対応を続けています。2022年には同国4州で活動を再開。また、各州で移動診療、医療施設の再建などを行うとともに、基礎医療の提供や深刻な栄養失調への対応、水・衛生面での支援を行い、人道危機に直面している人びとへの援助活動に取り組んでいます。

また、この紛争により医療への攻撃が多発し、多くの医療施設が被害を受けました。2021年にはMSFの3人のスタッフが殺害される事件が発生。この事件を受け、一部の活動が停止に追い込まれました。MSFは引き続き、紛争当事者に対しスタッフの死に対する説明責任を求めています。

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