細菌性髄膜炎

基本情報

どんな病気?

脳と脊髄を包む薄い膜の感染症で、突然の激しい頭痛、発熱、吐き気、嘔吐(おうと)、光をまぶしがる、首のこわばりなどの症状を起こす。症状が現れてから数時間以内に死に至る場合もある。

流行地域

世界各地。感染例と死亡例の大半はアフリカで報告されており、特にエチオピアからセネガルを東西に結ぶ「髄膜炎ベルト」と呼ばれる地帯で顕著である。

感染経路

飛沫感染。髄膜炎菌の6種類のうち2種類が流行を引き起こすと考えられている。感染しても症状が現れず、気づかないまま菌をまき散らしている場合もある。

診断

髄液のサンプル検査

治療

抗生物質を用いる。ただし、治療を受けても1割程度の患者は死に至る。また、回復しても2割程度に難聴や学習障害などの後遺症が残る可能性がある。

予防

ワクチンを接種する。髄膜炎ベルトに多いA型髄膜炎菌に対する新ワクチンは、予防効果が最大10年間持続し、発症していない保菌者からの感染も防ぐことができる。「髄膜炎ベルト」の一部で集団予防接種を実施。全域を網羅することを予定している。

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