イエメン:空爆にさらされ続けて......

2015年08月07日

「戦争は一度起きてしまえば、大勢の人が苦しみます。争いを終えることは難しく、人が人として生きる当たり前の権利が奪われていきます」。イエメンでの活動経験がある国境なき医師団(MSF)の臨床心理士の言葉です。

国内の対立が2015年3月に内戦へと激化し、都市部が連日のように空襲・砲撃にさらされる事態へと陥っていきました。MSFは以前から各地の病院を支援していましたが、空爆のたびに多数の負傷者が一斉に運ばれてくる事態に直面しています。人口密集の住宅地や医療施設までも攻撃対象とされた現地の過酷な状況を写真でお伝えします。

MSFが活動している紛争地と70年前の日本を対比したフォトギャラリーなどを収録した特集「戦後70年特集:世界の紛争地でMSFは......?」も併せてごらんください。

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