お香典・お花料からの寄付(ご遺族などからの寄付)
お香典返しを寄付に代えて、医療を受けられない人びとへ。
葬儀に寄せられた香典やお花料へのお返しに代えて寄付いただくことにより、会葬者の皆さまの故人へのお気持ちを、医療を受けられない人びとのために活かすことができます。国境なき医師団から香典・お花料をくださった方々へのお礼状をご用意させていただきます。
香典・お花料による寄付のお手続きと流れ
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Step 01国境なき医師団に連絡をする
最初にご連絡ください。詳しいお手続き方法をご案内致します。
- お電話で
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0120-999-199
- ※平日9:00~18:00、土日祝日・年末年始休業/通話料無料
- オンラインで
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お問い合わせフォームより問い合わせください。
- ※フォーム末尾の問い合わせ分類にて「お香典・お花料からの寄付について」を選択してください。
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Step 02お礼状の枚数などを検討する
お礼状の見本と資料を郵送します。ご確認の上、検討結果をご連絡ください。
ご支援者の声
お香典から寄付をしてくださったご遺族の方から、心温まるメッセージをいただきましたのでご紹介致します。
「息子の思いが、つながっていくよう。」
三人兄弟の長男が、国境なき医師団の支援をするようになったきっかけは、今でもよく覚えています。
会社の有給休暇を利用して、インドに一人旅をして帰ってきた27才の息子は、強いショックを受け、真剣な眼差しで話してくれました。「インドでは、子ども達が路上で暮らしている。なのに、日本は裕福すぎて物を大事にしない」と。そして、「自分にできることは何か?」と、その時より寄付を始めておりました。
その息子が、2年前、35才で突然亡くなりました。その日、息子はいつも通り、「行ってきます。」と家を出ましたが、その後、会社から、息子が倒れたとの電話連絡が入りました。急性心臓発作でした。スポーツ万能でバドミントン大会に度々出場し、週2回の練習にも元気に出かけていた息子がどうして…。
誰も予想していなかったことで、頭の中が真っ白になりながらも、葬儀に参列された皆さんからいただいたお香典のお返しについて家族で考えました。その際、「お兄ちゃんが喜ぶことは、物をあげることじゃないよね。」と口にしたのは、娘でした。
「苦しんでいる子どもたちのために」と、自分自身の生活も無駄遣いをしないようにしていた息子の遺志を途絶えさせたくないばかりに、お香典返しに代えて寄付をすることにしました。現実には、お香典返しをするという地元の風習が強く残っているため、寄付をする決断にいたるまでには随分と悩み、大変勇気がいりました。それでも、お香典のお礼のご挨拶状を皆さんに送ったこところ、「良いことをなさいましたね。」という言葉をかけてくださる方もいて、胸につかえていたものがとれました。
息子の遺志を継いで寄付をすることにより、その寄付が困っている誰かの役に立てられ、その人がまた誰かの役に立つことにより、息子の遺志が繋がっていくように感じられます。
今回、このパンフレットへの寄稿のお話をいただいたことには驚きましたが、息子の思いが続いていくことを改めて感じることができ、とてもありがたく感謝致しております。
(長崎県 Kさん)
お問い合わせ
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電話0120-999-199
- ※平日9:00~18:00、土日祝日・年末年始休業/通話料無料
- ※お問合せの際は「お香典・お花料からの寄付について」とお伝えください。
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お問い合わせフォーム
- ※フォーム末尾の問い合わせ分類にて「お香典・お花料からの寄付について」を選択してください。
- ©Julie Remy