イベント情報

母子・小児保健ワークショップ2024

2024年1月28日(日)9:30~17:00

© MSF
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国境なき医師団(MSF)の現場で活動している産婦人科医、小児科医、助産師によるワークショップを開催します。
 
日本と海外の医療活動における業務の違いや、実際に現場で直面した症例、日本で培ったスキルをどのように活かしているのか、などを知ることができる機会です。
それぞれのスタッフの講演のほか、職種混合のグループでケーススタディや、職種別に分かれた交流会も行います。
 
MSFの活動に関心のある医療者の方は、プログラムをご覧のうえ、ぜひご参加ください。
開催日時 2024年1月28日(日)9:30~17:00
開催場所 国境なき医師団日本事務局
(東京都新宿区馬場下町1-1 FORECAST早稲田FIRST 4階)
 
午前に行う講演のみ、Zoomによるオンライン配信も行います。
参加費 無料(要事前申し込み)
対象者・定員
【講演+ワークショップ】 定員60人(応募者多数の場合は選考あり)
・産婦人科医(後期研修医含む)
・小児科医(後期研修医含む)
・助産師
*上記職種を優先しますが、他科医師、初期研修医、医学生、助産学生の方のお申し込みも歓迎です。
*プログラムを通して終日、会場で参加できる方のみ
 
【講演のみ(オンライン配信)】 定員200人
どなたでもご参加いただけます。
申込締切
【講演+ワークショップ】
1月26日(金)まで(締切日を延期しました)
*応募者多数の場合は、選考を行います。参加の可否は事務局からの連絡をお待ちください。
(申し込み状況により、早期締切や締切延長の可能性あり)
 
【講演のみ(オンライン配信)】
イベント前日1月27日(土)まで
*お申し込み後にZoomリンクをお送りします。
お申し込み方法 下のボタンよりお申し込みください。

プログラム

※プログラムのタイムスケジュールはこちらよりご確認ください。

【午前の部:海外派遣スタッフによる講演】 9:30-13:15(オンライン配信あり)

■ 産婦人科医
  • 妊婦の脳性マラリア・子宮破裂・子癇発作・フィスチュラ、三つ子の経腟分娩(産婦人科医・理事:空野すみれ)
  • 死戦期帝王切開~究極の産科救急~(産婦人科医:竹中裕)
■ 助産師
  • MSFにおける産科病棟での助産師の役割~産婦人科医のいない中で行う妊婦健診、分娩管理・評価に必要なことは~(助産師:國吉悠貴)
  • 性暴力ケア/安全な中絶ケアについて(助産師:土岐翠)
■ 小児科医

現場の小児医療の実際
  • 小児科医の役割いろいろ〜教育、院内プロトコル作成、薬剤や試薬の管理まで〜
  • 日本での経験をどう活かせるか~糖尿病の管理を例に~(小児科医:浦部優子)
  • 栄養失調総論(小児科医:蟹江信宏)

■ 休憩・交流(昼食を各自ご持参ください)

【午後の部:ワークショップ】 14:15~17:00

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■ ケーススタディー
  • 重度急性栄養失調(Severe Acute Malnutrition :SAM)の管理
  • 自宅での早産のケース(資源が限られている中での早産児の管理)
  • 中絶と家族計画に関するケース(リスクマネジメントを含むMSFの対応)
■ 科別交流会

それぞれの専門ごとに分かれ、同じ専門の海外派遣スタッフや参加者と、相談や意見交換をすることができます。

■ 質疑応答

登壇者プロフィール

空野 すみれ(産婦人科医、MSF日本理事)

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2013年神戸大学卒業。福岡県飯塚病院にて初期研修、2016年都立大塚病院産婦人科勤務。2018年MSFに初参加、南スーダン、ナイジェリア、コートジボワールで活動。2019年WHO西太平洋事務局ボランティア、2023年WHO西太平洋事務局コンサルタント業務を行う。2019年よりイギリスロンドン衛生熱帯大学院在籍。

竹中 裕(産婦人科医)

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2004年神戸大学医学部卒。卒業後は札幌市の手稲渓仁会病院にて初期研修。終了後、同病院産婦人科勤務。2014年~2015年、ウイメンズクリニック大泉学園で生殖医療に従事。2015年~2017年は国際協力機構(JICA)本部に勤務。2017年、気象庁の気象観測船、凌風丸の船医として2カ月間を太平洋上で過ごす。その後は、コスタリカ・フィリピンへの留学(国際政治学修士・国際平和学修士)、在エストニア日本大使館での業務、国連ボランティア(UNFPAシエラレオネ)、他NGOでシエラレオネで産科救急を行うなど、多彩な活動を行う。現在はフリーランスの産婦人科医。2011年よりMSFの活動に断続的に参加し、主にアフリカなどで活動。

蟹江 信宏(小児科医)

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小児科専門医。サブスペシャリティは感染症。2013年愛知医科大学医学部卒業後、三重大学病院で初期研修を行う。多摩北部医療センターで小児科後期研修を行い、2019年に長崎大学にてDiploma in Tropical Medicine & Hygieneを取得し、長崎大学病院感染症内科に勤務。2021年より長崎医療センター小児科所属、2023年より都立小児総合医療センター感染症科所属、現在に至る。

浦部 優子(小児科医)

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群馬大学医学部卒。湘南藤沢徳洲会病院で初期研修・後期研修後、同院でER・NICUを含め小児科全般を担当。2015年に退職後、フリーランスとして各地で勤務。2016年よりTMATに参加し発災地で活動するほか、奄美群島や東北各地の病院で小児科診療を行い、へき地・離島支援を継続している。
2020年に長崎大学でDiploma of Tropical Medicine and Global Hygiene取得。2021年よりMSFに参加。初派遣はイエメン。2022年10月から5月、アフガニスタンにて活動。

國吉 悠貴(助産師)

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沖縄県出身。東京の総合病院、クリニックで助産師として働いた後、J I CA青年海外協力隊に参加しエルサルバドルで2年間ボランティアとして活動。その後、2017年10月からMSFに参加し南スーダンプロジェクトで10ヶ月、ホンジュラスプロジェクトで1年7ヶ月活動。現在1歳8カ月の双子の育児をしながら沖縄県の総合病院産婦人科病棟にて勤務。

土岐 翠(助産師)

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中学の頃に見た世界の現状の映像をきっかけに、人道援助の道を目指す。2008年 国立看護大学校卒業後、国立循環器病センター、日本大学病院などで勤務。世界で活躍する助産師になるため、オーストラリアで英語を習得し、2019年にMSFに参加。日本で産婦人科クリニックなどで派遣の仕事を続けながら、これまでにイラク、イエメン、南スーダンで活動。

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