イベント情報

プロジェクト・コーディネーター募集説明会

2025年3月11日(火)19:00~21:00

プロジェクト・コーディネーターは派遣活動地で、プロジェクトの運営管理(企画・実施、評価、閉鎖など)、チームマネジメント、人事・財務管理などプロジェクト全体の指揮を執ります。また、プロジェクトの目的を明確に定め、医療・非医療スタッフで構成される多国籍チームを統率し、紛争地や情勢が不安定な活動地において、高度な安全管理能力が求められます。

プロジェクトの代表者として、現地の政府機関や有力者、他団体との連携や交渉もします。国境なき医師団(MSF)の憲章やプロジェクトについて説明し、人道危機に陥っている人びとの代弁者となることも重要な任務です。万が一、現地スタッフ・海外派遣スタッフに危険が迫った場合は、プロジェクトの一時撤退・完全撤退などの難しい決断を迫られます。

この説明会では、MSFで長年にわたり数多くの活動地でプロジェクト・コーディネーターとして携わってきた海外派遣スタッフ、そしてMSF日本の採用担当者が、プロジェクト・コーディネーターの役割と求められる具体的なスキルや経験、資質、応募から派遣までのプロセス等について説明します。皆さまからのご質問にもお答えします。

© Giuseppe La Rosa/MSF
© Giuseppe La Rosa/MSF
開催日時 2025年3月11日(火)19:00~21:00
開催場所 オンライン
参加費 無料
対象 プロジェクト・コーディネーターとして国境なき医師団で活動することに関心のある方
定員 200人
お申し込み方法 下のボタンよりお申し込みください。Zoomでの開催につき、Zoomのミーティング登録フォームにてお申込みいただきます。登録後、本説明会のURLが自動送信されます。

説明会の主な内容

© Natacha Buhler/MSF
© Natacha Buhler/MSF
  • 国境なき医師団(MSF)とはどんな団体?
  • 採用プロセス
  • プロジェクト・コーディネーターの資質と役割
  • 海外派遣経験者による活動紹介:上西 里菜子、落合 厚彦
  • 質疑応答

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登壇者プロフィール

  • 国境なき医師団(MSF) プロジェクト・コーディネーター

    上西 里菜子

    大学院で社会科学を学んだ後、福祉専門職員として三重県庁に入庁。医療と児童福祉の現場に携わる。退職した後、バックパッカーとして3年間にわたって約60カ国を旅する。旅行中に国境なき医師団(MSF)の援助チームに出会ったことをきっかけにMSF参加に興味をもつ。 2012年よりヘルスプロモーター(健康推進担当者)、定性調査専門家としてパキスタン、南スーダン、カンボジア、シエラレオネ、南アフリカのMSFの医療・人道援助活動に参加。2018年からはプロジェクト・コーディネーターとしてインドネシア、ジンバブエ、パキスタン、アフガニスタンなどのプロジェクトで活動。

    © MSF
  • 国境なき医師団(MSF) プロジェクト・コーディネーター

    落合 厚彦

    1986年に早稲田大学卒業後、主にラジオ番組制作業務に従事。ロジスティシャン(物資調達、施設・機材・車両管理など幅広い業務を担当)として2008年よりMSFの医療・人道援助活動に参加。これまでアフリカ(マラウイ、ナイジェリア、ジンバブエ、スーダン、中央アフリカ共和国、コンゴ民主共和国、ギニア、南スーダン、チャド)、中東(イエメン、シリア、イラク)を中心に、のべ25回のプロジェクトに参加し、欧州の事務局や日本の自然災害のプロジェクトにも従事してきた。2017年以降はプロジェクト・コーディネーターとして、2022年以降は活動地の全プロジェクトを統括する現地活動責任者として活動する。

    © MSF

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