イベント情報

【トークイベント】「忘れられた人道危機」を生きる人びと、ロヒンギャと共に

2022年10月8日(土) 16:30開催

© Elizabeth D. Costa/MSF
© Elizabeth D. Costa/MSF
世界の難民や国内避難民は、1億人*を超えています。しかし、そうした危機に置かれた人びとの声や思いは十分に知られていません。 *国連難民高等弁務官事務所(2022年5月発表)

国境なき医師団(MSF)は、難民や移民の人びとが置かれた状況や医療ニーズについて紹介する「エンドレスジャーニー展・大阪~終わらせたい、強いられた旅路~」を開催します。

10月8日は同イベント会場内およびオンラインで、迫害を受け5年以上避難生活を余儀なくされているロヒンギャの人びとに光を当てたトークイベントを開催します。今年の7月にバングラデシュのロヒンギャ難民キャンプを視察した国境なき医師団日本 事務局長の村田慎二郎に加え、在日ロヒンギャ女性で通訳・翻訳家の長谷川留理華さん、数々のロヒンギャ難民の現地取材を行ってきたルポライターの増保千尋さんをゲストに迎え、現在進行形のこの人道危機のみならず、ロヒンギャの人びとの文化や歴史についても理解を深める内容です。

決して忘れてはならない危機を知り、私たちにできることを考えるために。皆さまのご参加をお待ちしています。
開催日時 2022年10月8日(土) 16:30~18:00
開催場所 ① 大阪会場/②オンライン(YouTube)
参加費 無料
参加方法① 大阪会場にて参加ご希望の方 会場:
関テレ扇町スクエア 1Fイベントスペース (大阪市北区扇町2-1-7)

<申込締切> 10月4日(火)12:00 ※お申し込みは締め切りとなりました

・定員:50人 ※定員になり次第受付を締め切らせていただきます
・お申し込み時に登録いただいたメールアドレスに、前日までにご案内のメールをお送りいたします
・お問い合わせ:event@tokyo.msf.org
参加方法② オンラインにて参加ご希望の方 以下のYouTubeリンクよりご視聴いただけます
https://youtu.be/PyWNtiNu2sw

・定員の上限はありません
・携帯からでも参加可能ですが、画面が小さいとスライドの文字が見えにくい可能性があるため、PCやタブレットからの参加を推奨しています
・YouTube上のチャット機能にコメントを投稿いただけます。コメントを書き込むためにはYouTubeへの登録・ログインが必要となります(登録をしなくても視聴は可能です)
・お問い合わせ:event@tokyo.msf.org

登壇者プロフィール

  • 通訳・翻訳家

    長谷川 留理華(はせがわ るりか)氏

    ミャンマー西部アラカン(ラカイン)州にロヒンギャとして生まれる。ミャンマー名はティダ・ルイン。迫害を受けて2001年に日本に逃れ、2013年に日本国籍を取得。17歳でロヒンギャの男性と結婚し、二男三女の母。現在は通訳・翻訳家として、日本とミャンマーの「2つの祖国」をつなぐ活動に取り組む。

  • ルポライター

    増保 千尋(ますほ ちひろ)氏

    宮城県出身。2002年、早稲田大学第一文学部卒業。2012年、国連平和大学メディアと平和構築修士課程修了。出版社、国際機関などを経て独立。シリア難民やミャンマーの少数民族の独立闘争など、紛争や難民をテーマに取材したルポルタージュを「COURRiER Japon」「Newsweek Japan」「集英社オンライン」などで発表。2017年10月よりロヒンギャの取材プロジェクトを開始し、これまでにバングラデシュ、ミャンマー、マレーシア、イギリス、群馬県館林などを訪問した。バングラデシュのロヒンギャ難民キャンプでは「国境なき医師団」の援助活動も取材している。

  • 国境なき医師団日本 事務局長

    村田 慎二郎(むらた しんじろう)

    静岡大学を卒業後、外資系IT企業での営業職を経て、2005年にMSFに参加。現地の医療活動を支える物資輸送や水の確保などを行うロジスティシャンや事務職であるアドミニストレーターとして経験を積む。2012年、派遣国の全プロジェクトを指揮する「活動責任者」に日本人で初めて任命され、シリアや南スーダン、イエメンなどで援助活動に関する国レベルでの交渉などに従事。以来のべ10年以上を派遣地で過ごす。2020年8月より現職。

    ⓒ MSF
  • <進行> 国境なき医師団日本 アドボカシー・医療渉外チーム 渉外担当シニアオフィサー

    堀越 芳乃(ほりこし よしの)

    大学院卒業後、南米ガイアナの国連機関に勤務の後、NGOにて緊急支援、難民支援、地雷対策に携わる。2014年より現職。日本の政府機関や他の援助機関、学術機関などとの協議や関係構築、「人道援助コングレス東京」の開催等を担う。2001年にバングラデシュのロヒンギャ難民キャンプでのインターシップに参加して以来、ロヒンギャ問題に関心を寄せ、2007年、2022年にキャンプを訪問。

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