イベント情報
【語学説明会】ゼロから現場レベルまで身に付ける多言語習得法とは?
2025年1月28日(火)19:00~21:00
多国籍のチームで活動する国境なき医師団(MSF)の現場では、英語またはフランス語でのコミュニケーション力が必要です。特に最近ではフランス語を話せるスタッフの需要が、すべての職種において高まっています。
そのほか、スペイン語やアラビア語、ロシア語などが役に立つプロジェクトもあります。日本から派遣されたスタッフにも、これらの言語を使って現地で活動しているスタッフが多くいます。
しかし、参加を考える多くの方から、語学に関する不安の声が寄せられます。そこで、いま現場で求められている言語やそのレベル、さらにその習得法にフォーカスした説明会を開催します。海外派遣スタッフはどのように語学を勉強してきたのでしょうか? 現場で活動した海外派遣スタッフらの経験談を交えてお伝えします。
開催日時 | 2025年1月28日(火)19:00~21:00 |
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開催場所 | オンライン |
参加費 | 無料 |
対象 | ・国境なき医師団の活動への参加に関心のある方
・活動に関心があるが、語学力に不安を感じている方
・現地の活動に必要な語学やそのレベルを知りたい方
・日本人の海外派遣スタッフがどのように言語を学んだか知りたい方
※医療、非医療、すべての募集職種の方を対象としています。学生の方もご参加いただけます。 |
定員 | 500人 |
お申し込み方法 | 下のボタンよりお申し込みください。Zoomウェビナーでの開催につき、Zoomのウェビナー登録フォームにてお申込みいただきます。登録後、本説明会のURLが自動送信されます。 |
説明会の主な内容
・MSFの現場で求められる言語について
・【体験談】どのように言語のスキルを身に付け、現地での活動に生かしているのか
倉之段 千恵(看護師)
吉井 啓太(疫学専門家)
佐藤 太一郎(看護師)
・質疑応答
MSF団体紹介・応募から採用までのプロセス
登壇者プロフィール
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国境なき医師団(MSF)看護師
倉之段 千恵
2001年愛媛大学医学部看護学科卒業。東京医科大学病院、井上記念病院、千葉大学病院に勤務の後、2017年よりMSFの活動に参加。看護師、手術室看護師、看護チームリーダー、看護活動マネージャーとして、紛争地での外科医療や、感染症の流行地での治療・感染制御などの活動に従事。これまでに19回の派遣を経験し、2024年の5月からチャドにて初のフランス語の派遣活動に参加。
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国境なき医師団(MSF) 疫学専門家
吉井 啓太
東京大学農学部獣医学課程卒業後、北海道大学大学院医学院博士課程に進む。在学中、厚労省COVID-19クラスター対策班で参与として勤務。その後休学して民間企業・国際機関でのインターンを経てロンドン大学公衆衛生熱帯医学大学院修士課程で感染症学・公衆衛生学を修習。両大学院卒業後の2022年にMSFへ登録し、2023年に初回派遣にてケニアで活動。2024年2月~9月にモザンビークに2回目の派遣、現在はフランス語も習得中。
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国境なき医師団(MSF) ER・集中治療室看護師
佐藤 太一郎
2009年に東海大学看護卒業後、東海大学医学部付属病院 高度救命救急センターで勤務。その後、海外留学や途上国での医療ボランティアを経験。2019年よりアメリカの船会社で国際船看護師として活動。2020年2月、横浜港でダイアモンドプリンセス号の新型コロナウイルス感染症アウトブレイクを船内看護師として対応にあたった。その後2020年にMSFに登録。同年7月より初回派遣のイラクにて新型コロナウイルス感染症への緊急支援に参加。2022年9月の4回目の派遣では入団後に習得したフランス語でハイチの派遣活動に参加。現在までに7回の派遣を経験している。また、現在はアラビア語も勉強中。