イベント情報

「エンドレスジャーニー展・名古屋 ~終わらせたい、強いられた旅路~」 世界の難民・移民の現状を伝える企画展

9月26日(金)~30日(火) 名古屋・JRゲートタワー1階 イベントスペース(入場無料)

地中海での救助活動 © Maud Veith/SOS Méditerranée
地中海での救助活動 © Maud Veith/SOS Méditerranée

紛争や迫害、暴力や貧困によって住まいを追われ、世界各地で難民や国内避難民となった人は、1億2210万人に達しました*。これは日本の総人口に匹敵します。

この企画展では、移動を強いられている人びとの現状を、中東、アフリカ、アジア、中米、地中海で起こっている人道危機を通して紹介。さらに、パレスチナ・ガザ地区の現状を伝える写真や、日本国内の震災での国境なき医師団(MSF)の活動も展示します。

終わりの見えない命がけの旅路「エンドレスジャーニー(Endless journey)」を終わらせる、「エンドディスジャーニー(End this journey)」に。思考・体験型の企画展示で、いま私たちにできることをぜひ一緒に考えてみませんか。

知る、見る、感じる── エンドレスジャーニー展の見どころ

迫力の展示で世界を知る

シリア、アフリカのチャド湖周辺、ロヒンギャ、中米、地中海の難民・移民に焦点を当てた大型展示で、現地の状況を知ろう

過酷な道を行く車両

現場で救急車としても活躍する四輪駆動車を展示。過酷な道を走るためにどんなつくりになっているか見てみよう

水を運ぶ体験

難民キャンプでは一日に何往復も水を運ばなければなりません。20リットルのポリタンクを運んでみよう

難民キャンプのトイレを体験

難民キャンプでMSFが設置する簡易トイレを再現。中に入ってさまざまな工夫を見つけよう

地中海救助船で描かれた絵

戦火を逃れた恐ろしい体験や、平和だった頃の日常を描いた絵。絵に込められた人びとの想いを想像してみよう

 

音と空間が伝える現実

難民・移民の人びとが不当に押し込められるリビアの収容センターを、現場の音声とともに体感するコーナーも

谷川俊太郎さんの作品

詩人の谷川俊太郎さんが国境なき医師団に寄せた詩作品を展示。あなたは何を感じるでしょうか

スタッフによる解説ツアー

MSFのスタッフが展示を解説します。ぜひご参加ください!(お申し込み不要/参加無料)
・9/26(金)~30(火)15:00~15:30

オリジナルスタンプラリー

会場内でアイテムを見つけて、”ドクターしんぞー”スタンプを集めよう!スタンプを4つ集めてオリジナルシールをGET!
 

熱帯・毒ヘビチャレンジ!

南スーダンで毒ヘビにかまれた!無事病院にたどり着いて薬を手に入れられるかな?

ガザ写真パネルメッセージ

紛争で犠牲になったアブ・ヌジャイラ医師のメッセージを受けて、自分にできることや想いをシェアしよう

『エンドレスジャーニー展・名古屋 ~終わらせたい、強いられた旅路~』

主催:特定非営利活動法人 国境なき医師団日本
後援:名古屋市教育委員会
特別協力:谷川俊太郎氏

会期 2025年9月26日(金)~30日(火)10:00~18:00
※最終日9月30日(火)のみ16:00終了
会場 JRゲートタワー1階 イベントスペース
愛知県名古屋市中村区名駅1-3
・JR名古屋駅直結
入場料 無料
お問い合わせ event@tokyo.msf.org

※実施内容は予告なく変更となる場合がございます。

【トークイベント】 「答えは変えられる!——私たちがあきらめないで活動する理由」

9月28日は同イベント会場内で、社会課題をわかりやすく発信するRICE MEDIAのトム(廣瀬智之)さんをゲストにお招きし、国境なき医師団日本会長で救急医・麻酔科医の中嶋優子とトークイベントを開催します。

世界で起きている紛争、自然災害、気候変動——。そんな世界を少しでもよりよくするために、それぞれの活動を通じて社会課題に向き合う人たちがいます。緊急医療援助の分野で、世界の人道危機と向き合うMSFと、国内外の社会課題を日本社会に届ける「RICE MEDIA」。困難な状況の中で、なぜあきらめずに活動を続けているのか。その理由や原動力について話します。

少しでも何かできることをしたいと思っている人に、アクションを起こすきっかけになればと願っています。あなたが、いまできることを、ぜひ一緒に考えてみませんか。

【日時】 9月28日(日)13:00~14:00
【会場】JRゲートタワー1階 イベントスペース(着席は申し込み先着40席)※当日立ち見でもご覧いただけます。
【登壇者】トム(廣瀬 智之)(RICE MEDIA 代表)/中嶋 優子(MSF 日本会長・救急医・麻酔科医)
【参加費】 無料 

特別編 「世界といのちの教室」in 名古屋 

9月27日(土)10時30分からは、近隣会場にて小学5・6年生対象プログラム「世界といのちの教室」を、特別編として実施します。今回は、小学4年生~中学3年生までご参加いただけます。

「世界といのちの教室」は、人道問題を遠い世界の出来事ではなく自分ごととしてとらえ、行動を起こせる人材を育むことを目的とした教育プログラムです。援助活動に参加している国境なき医師団のスタッフが人道危機や人道援助について体験をまじえながらお話しします。

また、プログラムとあわせてエンドレスジャーニー展の展示ツアーも行うほか、参加証をお渡しします。世界で起きる命の危機と人道援助について学び、考える機会としてぜひご家族でご参加ください。
2024年仙台で実施した特別編「世界といのちの教室」© MSF
2024年仙台で実施した特別編「世界といのちの教室」© MSF

【講演】「国境なき医師団の現場から—人道援助は紛争の道具じゃないー」

『エンドレスジャーニー展・名古屋~終わらせたい、強いられた旅路~』(2025年9月26日~30日)開催に合わせ、国境なき医師団日本事務局長による講演会(共催:名古屋学院大学)を開催します。世界各地で今も続いている紛争と国境なき医師団の人道援助活動について、また国際的なキャリアに関するアドバイスなどをお話しします。 

【日時】 2025年9月27日(土)10:00-11:30 (受付9:30)
【会場】 名古屋学院大学名古屋キャンパスしろとり曙館101教室
    ※公共交通機関をご利用ください。自家用車での来学はお断りしています。
【登壇者】村田 慎二郎(国境なき医師団日本事務局長)
【司会者】工藤 泰三(名古屋学院大学国際文化学部准教授)
【参加費】無料  
【定員】 200人(申し込み不要)
【お問い合わせ】名古屋学院大学社会連携センター  renkei@ngu.ac.jp

© Mohammed ABED
© Mohammed ABED

東京、福岡、大阪、広島、札幌、仙台で開催。のべ16300人以上が来場!

2024年に開催した東京展の様子
2024年に開催した東京展の様子
小学生の保護者

SNSでこのイベントのことを知って、子どもの自由研究の参考になるかなと思って来てみました。知らないことばかりで、世界のことについて知るいい機会になりました。

10歳

いままでしらなかった、たいへんなできごとがおこっていてびっくりしました。いまの日本ではありえないたいへんなできごとが、このせかいでいまおこっていることをしりました。たいへんたのしくていろいろなちしきをしりました。
せかいでこまっている人をたすけて、こまっている人をすくなくしたいです。

20代学生

いろいろな展示を拝見できて、世界の現状やMSFの活動を知ることができてよかったです。将来看護師になり、MSFの一員として活動できるように頑張ります。

会社員男性

最近子どもが生まれたので、「母子保健」コーナーで読んだお産の環境に驚愕した。

よくある質問

Q展示会場、トークイベントは有料ですか?

展示、トークイベントいずれも無料でご覧いただけます。

Qエンドレスジャーニー展は、名古屋以外で開催の予定はありますか?

2025年は8月11日(月・祝)~17日(日)の7日間、長崎にて開催します。

2024年東京展の報告を見る新規ウィンドウで開く

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2023年広島展・札幌展の報告を見る新規ウィンドウで開く

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終わりの見えない命がけの旅路「エンドレスジャーニー(Endless journey)」を終わらせる、「エンドディスジャーニー(End this journey)」に──。
皆さまのご来場をお待ちしています。

*2025 年 4 月末時点(国連難民高等弁務官事務所 2025 年 6 月発表)
クレジット表記のない写真はすべて © MSF

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