イベント情報

写真展「熱帯植物から覗く世界」 マグナム・フォト写真家らにより撮影されたコンゴ民主共和国の写真と、アフリカ熱帯植物のコラボレーション展示

4月10日(木)~5月7日(水)Marunouchi Bloomway (丸の内二丁目ビル・三菱ビル貫通通路) 入場無料

© Newsha Tavakolian /Magnum Photos
© Newsha Tavakolian /Magnum Photos

国境なき医師団(MSF)は、4月10日(木)から5月7日(水)、Marunouchi Bloomway(丸の内二丁目ビル・三菱ビル貫通通路)で開催される写真展「熱帯植物から覗く世界」(三菱地所株式会社主催)に企画・協力します。 MSFと同様に人道危機の現場を目撃し、捉えてきた著名な写真家集団 マグナム・フォトの写真家らによって撮影されたコンゴ民主共和国(旧ザイール、以下「コンゴ」)の写真展示と、プラントハンター西畠清順氏が代表を務めるそら植物園の特別協力によるアフリカ熱帯植物の花壇を組み合わせた、コラボレーション展示企画です。 会期中の4月20日(日)には現地で活動したMSFスタッフ、Marunouchi Bloomway、そら植物園による合同のトークイベントも開催します。

展示を通して、人道危機の現状と今できることを考える機会に
アフリカ大陸で2番目の面積を持つコンゴ。 歴史的な民族対立や、天然資源を巡る対立、周辺国の介入などにより、特に東部で数十年にわたり不安定な情勢が続いています。 複数の武装勢力とコンゴ軍との戦闘が激化し、2024年11月時点で国内避難民の数は670万人に上りました。 戦闘による負傷や子どもの栄養失調、性暴力の被害など、医療援助へのニーズは高く、国境なき医師団は全活動国・地域の中で最大規模の援助をコンゴ民主共和国で行っています。 これまでに、日本から派遣されたスタッフも現地での活動に参加しました。

本写真展とアフリカ熱帯植物を通じて多くの方が、コンゴの人道危機の現状を知り、そこに住む人びとに想いを巡らせ、それぞれにできる人道援助の新しいカタチについて考えるきっかけになることを願っています。 

展示内容

・マグナムフォト写真家他によるコンゴ民主共和国の写真 計33点
・写真解説パネル 計45点
・アフリカに生息する熱帯植物

写真展コンセプト

植物から覗いて世界を見たら、そこにはどんな景色が広がっているでしょうか。
写真の前でワープして、さまざまな音や、光、湿度、匂いを感じてみてください。
あなたが見ているもの、写真の向こうにいる人たちが見ているもの。
二つの世界を隔てるものは、そこにあるでしょうか。
同じ地球上で、同じ瞬間を一緒に生きている私たちの目に映る未来について、想いを巡らせてみませんか。
人を想う力が、自由な発想でつながり、違う未来をつくっていきます。

写真展『熱帯植物から覗く世界』

主催:三菱地所株式会社 Marunouchi Bloomway(丸の内ブルームウェイ)
企画・協力:特定非営利活動法人 国境なき医師団 日本
特別協力:そら植物園株式会社

会期 2025年4月10日(木)~5月7日(水) ※ご好評につき会期が延長となりました
7:00~21:00(平日)/8:00~20:00(土日・祝日)

会場 Marunouchi Bloomway  (丸の内二丁目ビル・三菱ビル貫通通路)
東京都千代田区丸の内二丁目5番1号、2号

アクセス:JR東京駅直結
入場料 無料
お問い合わせ 国境なき医師団日本 event@tokyo.msf.org

4月20日(日)には、展示スペースに隣接する会場にて、トークイベントとワークショップを開催します。
どなたでもご参加いただけますので、お申し込みの上ぜひご参加ください。

第1部:「熱帯植物から覗く世界」 トークイベント  ※トークイベントは終了いたしました

Marunouchi Bloomwayをプロデュースした三菱地所の牧野圭さんと、そら植物園の西畠清順さん、2024年にコンゴで活動した国境なき医師団 ロジスティシャンの石山友莉佳が登壇し、本企画に至った背景や想い、コンゴ民主共和国の現状について話します。人道援助の新しいカタチについて、一緒に考えてみませんか。

【日時】 4月20日(日)13:30~14:30 (13:00開場予定)
【会場】 コンファレンススクエアエムプラス「サクセス」(東京都千代田区丸の内2-5-2 三菱ビル1F)
【参加費】無料
【人数】 申込先着120名
【申込締切】4月19日(土)13:00 ※事前お申し込みを終了しました

登壇者プロフィール

  • 三菱地所株式会社 丸の内運営事業部

    牧野圭(まきの・けい)

    1989年生まれ、東京都出身。三菱地所株式会社にて2012年よりアセットマネジメントや開発事業に携わり、現在は丸の内・有楽町エリアのアセットマネジメントを担う。

  • プラントハンター

    西畠清順(にしはた・せいじゅん)

     1980年生まれ、兵庫県出身。 世界中を旅して植物を収集し、様々なプロジェクトに応じて植物を届けるプラントハンター。2012年にそら植物園を設立し、不動産開発におけるランドスケープ案件や森づくりなどの緑化 、企業の案件を始め数々の植物の国際取引やプロジェクトに携わる。近年office N seijunを創業し、自然・環境に関わるコンサルティング業務やベンチャー会社の立ち上げなど、活動は多岐にわたる。

  • MSF ロジスティシャン

    石山友莉佳(いしやま・ゆりか)

     1997年生まれ、埼玉県出身。大学卒業後、IT企業に就職。勤務先現職のボランティア休暇を取得して、2024年国境なき医師団に初参加し、サプライ・アクティビティ・マネジャーとしてコンゴ民主共和国で活動。

    © MSF

第2部:「熱帯植物から覗く世界」 対話型写真鑑賞会ワークショップ  ※ワークショップは終了いたしました

🄫 Marion Molinari/MSF
🄫 Marion Molinari/MSF
  ワークショップ形式で、参加者と対話をしながら、いつもとは違った思考で写真を鑑賞する体験プログラムです。写真やアートが好きな方、対話型鑑賞会に興味がある方など、どなたでもお気軽にご参加いただけます。

【日時】 4月20日(日)15:00~16:00 (14:40開場予定)
【会場】 コンファレンススクエアエムプラス「サクセス」(東京都千代田区丸の内2-5-2 三菱ビル1F)
【参加費】無料
【人数】 申込先着30名
【申込締切】4月19日(土)13:00 ※定員になり次第締め切りとなります

Marunouchi Bloomwayについて

🄫 Seki Takuya
🄫 Seki Takuya
 三菱地所株式会社による、「まちに季節を、ビルの中に季節を。」をコンセプトに、2024年に新たに実施した通路空間のリニューアルプロジェクト。三菱ビルと丸の内二丁目ビルの各1階の通路空間と外構部に、花壇やベンチを設置し、季節の植物で彩る。東京駅と丸の内仲通りをつなぐ玄関口として、歩いて抜けたくなる公園のような空間を整備。ワーカーや来街者を巻き込む「参加型の街づくり」を推進し、通路を彩った植物の来街者へのプレゼントや、季節に合わせたイベントを実施中。

皆さまのご来場をお待ちしています。

関連記事

最新情報をお届けします

SNSをフォローする

  • Facebook
  • Line
  • Instagram
  • Youtube

メールマガジンを受け取る

メルマガに登録する