活動資金
国境なき医師団(MSF)の活動資金は、そのほとんどを民間からの寄付でまかなっています。
それは資金の独立性と透明性を保ち、どんな権力からの影響も受けず、自らの決定で必要な場所へ援助を届けるためです。公的資金の割合を抑えることで、活動の自由を確保しているのです。
MSF日本の活動資金
収入は、個人を中心とした民間からの寄付金が96.4%を占めました。
人道援助活動のための「ソーシャル・ミッション費」には91.2億円を充てました。(2019年度)
総収入112.6億円の内訳
一般個人支援者数 | 34万6984人 |
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一般法人支援社数 | 7264社 |
その他支援団体数 | 1864団体 |
支援者総数 | 35万6112 |
支援者総数は、前年比で10%増加しました。
総支出111.6億円の内訳
(百万円)
ソーシャル・ミッション費 | 9,121 |
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募金活動費 | 1,514 |
マネジメントおよび一般管理費 | 225 |
その他海外向け支援金等 | 302 |
経常費用合計 | 11,162 |
MSF日本の監査報告書・主要財務諸表(最新版)をダウンロードできます。会計監査はあずさ監査法人により行われています。
過去の監査報告書・主要財務諸表はこちらからご覧ください。
【MSF世界全体の活動資金】
2019年度 民間寄付者数 650万人
収入の内訳
民間からの寄付収入 | 96.2% |
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公的機関からの収入 | 1.2% |
その他収入 | 2.6% |
支出の内訳
ソーシャルミッション費 | 81% |
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募金活動費 | 14% |
マネジメントおよび一般管理費 | 5% |
MSF日本から世界各地への支援
2019年にMSF日本が拠出したプログラム支援金85.3億円は、以下の26の国と地域の各プログラムに配分されました。
2019年、MSF日本は、下記の使途指定寄付を受け付けました。また総計6.9億円は上記のプログラム支援金85.3億円に含まれます。
上記の他に、バングラデシュでのロヒンギャ難民への医療援助活動に対し、外務省から約4900万円の拠出を受けました。
活動ハイライト
MSF日本からの支援額(2019年度)の上位5カ国の活動をご紹介します。
1.コンゴ民主共和国

2.イエメン

海外派遣スタッフの声
病院がない、物資がない…紛争地で求められる医療 日本人外科医も活動
(滝上隆一/外科医)
3. パレスチナ

4. 南スーダン

海外派遣スタッフの声
南スーダンで緊急ミッション 実感したMSFの強み
(李 亘/フライトコーディネーター)
5. シリア

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