活動資金

国境なき医師団(MSF)の活動資金は、そのほとんどを民間からの寄付でまかなっています。

それは資金の独立性と透明性を保ち、どんな権力からの影響も受けず、自らの決定で必要な場所へ援助を届けるためです。公的資金の割合を抑えることで、活動の自由を確保しているのです。

MSF日本の活動資金

収入は、個人を中心とした民間からの寄付金が94.1%を占めました。
人道援助活動のための「ソーシャル・ミッション費」には110.8億円を充てました。(2020年度)

総収入138.7億円の内訳

一般個人支援者数 42万6710人
一般法人支援社数 7944社
その他支援団体数 1811団体
支援者総数 43万6465

支援者総数は、前年比で23%増加しました。

総支出136.9億円の内訳

 ※「その他海外向け支援金等」を除く。

(百万円)

①援助活動費
②オペレーション・サポート費
③海外派遣スタッフ募集・派遣業務
10,728.4
④⑤広報・アドボカシー活動費 349.9
募金活動費 1,966.9
マネジメントおよび一般管理費 225.5
その他海外向け支援金等 414.8
経常費用合計 13,685.6

MSF日本の監査報告書・主要財務諸表(最新版)をダウンロードできます。会計監査はあずさ監査法人により行われています。

過去の監査報告書・主要財務諸表はこちらからご覧ください。

【MSF世界全体の活動資金】
2020年度 民間寄付者数 700万人

収入の内訳


民間からの寄付収入 97.2%
公的機関からの収入 1.4%
その他収入 1.4%
支出の内訳


ソーシャル・ミッション費 80.5%
募金活動費 14.9%
マネジメントおよび一般管理費 4.6%
  • 1ユーロ=121.9円で換算

MSF日本から世界各地への支援

2020年度にMSF日本が拠出した援助活動費105.2億円は、41の国と地域の各プログラムに配分されました。

(単位:百万円)

2020年、MSF日本は使途指定寄付として、下記の28.1億円を受け付けました。

上記のほかに、コンゴ民主共和国でのエボラ出血熱対応に対し、外務省から約2億7953万円の拠出を受けました。

活動ハイライト

MSF日本からの支援額(2020年度)の上位5カ国の活動をご紹介します。

1.イエメン

日本からの支援額:13億2080万円

主な活動内容:
紛争による負傷者治療/基礎医療/コレラ/はしか/栄養失調/新型コロナウイルス感染症

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2.パレスチナ

日本からの支援額:6億9110万円

主な活動内容:
紛争による負傷者治療/基礎医療/心のケア/新型コロナウイルス感染症

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3. コンゴ民主共和国

日本からの支援額:6億4430万円

主な活動内容:
暴力被害者支援/心のケア/エボラ出血熱/コレラ/はしか/新型コロナウイルス感染症

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4. ナイジェリア

日本からの支援額:6億3250万円

主な活動内容:
暴力・性暴力被害者支援/母子保健/栄養失調/新型コロナウイルス感染症

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5. 中央アフリカ共和国

日本からの支援額:6億200万円

主な活動内容:
暴力・性暴力被害者支援/栄養失調/マラリア/はしか/新型コロナウイルス感染症

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