イベント情報

国境なき医師団 パレスチナ・ガザ地区 活動報告会

2025年10月3日(金)19:00開催

パレスチナ・ガザ地区で紛争が激化して間もなく2年。ガザ地区の人びとが置かれた状況は、悪化の一途をたどっています。国境なき医師団(MSF)は10月3日、ガザ地区で活動した海外派遣スタッフによる活動報告会を開催します。

これまでにガザ地区を訪れ、そこに生きる人びとの声を取材してきた作家・クリエイターのいとうせいこうさんをゲストに迎え、MSF看護師の中池ともみ、ロジスティシャンの松田隆行が、ガザで実際に目撃、経験した現地の様子や、MSFの活動について話します。またガザで活動中の日本人医師と直接繋ぎ、話を聞く予定です。(ガザからの中継は会場限定でご覧いただけます。後日のアーカイブ配信では、この部分は含まれない予定です。)

ガザ地区では激しい攻撃でこれまでに6万人以上が命を落とし、その多くは女性や子どもです。ガザはイスラエル軍の封鎖下にあり、食料や水、燃料、医薬品など命の維持に必要な物資が手に入らず、飢饉の発生が宣言されました。さらに患者や医療従事者、そして医療施設が繰り返し攻撃にさらされています。この状況は、イスラエルがガザからパレスチナ人を消し去る意図で行っているジェノサイド(集団殺害)だと呼ばざるを得ません。現状を知り、日本にいる私たちに今、何ができるのか、一緒に考えてみませんか。皆さまのご参加をお待ちしています。

開催日時  2025年10月3日(金) 19:00~20:15  【開場:18:30~】
開催場所 カタログハウス 地下2階セミナーホール (東京都渋谷区代々木 2-12-2

※専用駐車場、駐輪場はございません。ご来場の際は公共交通機関をご利用ください。

JR 新宿駅「南口」「甲州街道改札」徒歩7分
小田急線 新宿駅「南口」徒歩7分
京王線 新宿駅「中央西口」「ルミネ口」徒歩6分
都営新宿線・京王新線 新宿駅「出口6」徒歩1分
都営大江戸線 新宿駅「A1出口」徒歩1分
JR 代々木駅「西口」徒歩11分
参加費  無料
参加方法 以下リンクよりお申し込みください。
【申込締切】 9月30日(火)17:00 
【定員】 130名(予定)
・定員となり次第締切となります
・お申し込み時に登録いただいたメールアドレスに、前日までにご案内のメールをお送りいたします
・後日YouTubeにてアーカイブを配信予定です(ガザからの中継は除く)
・お問い合わせ:collabo@tokyo.msf.org  

登壇者プロフィール

  • 作家・クリエイター

    いとうせいこう

    1961年、東京都生まれ。編集者を経て、作家、クリエイターとして、活字・映像・音楽・舞台など多方面で活躍。2016年以降、アジアやアフリカ、中東などのMSF活動地を多数訪れ、多くのスタッフや患者に話を聞き、捉えた現実や抱いた思いを著書やイベントなどで発信し続けている。2019年11月には中東パレスチナとヨルダンを訪れ、同地で活動するMSFを取材した。
    『「国境なき医師団」を見に行く(講談社2017年)』、『「国境なき医師団」になろう!(講談社現代新書2019年)』、『ガザ、西岸地区、アンマン「国境なき医師団」を見に行く(講談社2021年)』『「国境なき医師団」をそれでも見に行く 戦争とバングラデシュ編(講談社 2025年)』

  • MSF 看護師

    中池ともみ

    鹿児島県出身。鹿児島市の看護学校を卒業後、国内の病院に勤務。2015年からMSFに参加し、これまでに南スーダンやイエメン、イラクなどで活動。2025年1月~3月にパレスチナ・ガザ地区で活動し、南部ハンユニスのナセル病院で医療援助にあたった。長崎大学大学院修士課程修了。

    © MSF
  • MSF ロジスティシャン

    松田隆行

    東京都出身。自動車整備専門学校を卒業後、自動車整備士として従事。 2019年からMSFに参加し、これまでに南スーダン、リビア、エチオピア、イラク、ウクライナ、イエメンで活動。2023年、2024年にパレスチナ・ヨルダン川西岸地区、2023年2月~7月、2025年7月~8月にガザ地区で活動した。今年派遣されたガザでは物資調達や仮設病院の設置を担った。

    © MSF

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