看護師
主な役割は看護チームのマネジメントであり、知識や技術の向上をリードし、人事管理を含めチームワークの構築や強化を担当します。また、薬局・医療機器管理や衛生管理、病院のデータ管理、効率的なレポートの作成、病院感染管理、公衆衛生活動など、プログラムへの提言など、幅広く活動を求められます。プロジェクト内での他部門との連携のほか、関連組織との交渉を担当することもあります。担当する内容は、派遣地やプロジェクトによって大きく異なり、多岐にわたることもあります。
派遣期間の目安は6カ月〜1年間です。
- ※国境なき医師団(MSF)では、准看護師は募集していません。
【緊急募集】2024年4月以降に派遣可能な看護師を募集
MSFでは現地で活動する看護師を通年募集していますが、現在、看護師のニーズが急速に高まっています。
このため、2024年4月~9月ごろより6カ月以上活動できる看護師を緊急募集しています。
以下の募集要項をご参照の上、ご関心のある方はぜひご応募ください。
- 応募締切:緊急募集のため早めの応募をお願いします。応募された方より順に選考プロセスを開始します。採用が決まり次第、募集は終了となります。
※この派遣に限らず、看護師は通年募集しています。 - 言語:英語とフランス語の両言語で業務が可能な方(もしくは英語とアラビア語か、英語とスペイン語)
- 出発時期:2024年4月~9月(ニーズの変更や、ビザ取得の日数次第で、出発時期が前後する可能性があります)
- 派遣期間:出発日より約6~9カ月間
※派遣前に研修を受けていただく必要があります。場所や日程は採用プロセスの過程で詳しくご説明します。 - 看護師の主な業務内容、応募条件や応募書類・応募方法は本ページ内に記載しています。
- 応募から派遣までの流れはこちら
- 待遇と諸制度はこちら
- お問い合わせ・個別相談:この募集に関するご質問はrecruit@tokyo.msf.orgまでお送りください。緊急募集に応募をご検討の方にオンラインでの個別相談も受け付けています。ご希望の方はこちらよりお申し込みください。
主な業務内容
- 現地スタッフの知識・技術向上のためのトレーニングとフォローアップ
- 現地スタッフの新規採用業務
- 薬局・医療機器管理
- データ収集と管理、それに基づくレポート作成およびプロジェクト機能のモニタリング
- 病院全体の感染管理
- ワクチンキャンペーンや巡回診療など公衆衛生活動やアウトリーチ活動
- 人事部・ロジスティック部・財務部と連携
- 場合によっては、関連組織との交渉
応募条件
経験・スキル
- 必須求める人物像に記載されている資質を参照
- 必須5年以上の臨床経験
- 必須英語またはフランス語で業務に対応できること
※現在、英語とフランス語の両言語(もしくは英語とアラビア語か、英語とスペイン語の両言語)で業務が可能な方を優先して採用しています - 必須熱帯医学の学位または臨床経験
- 必須1年以上の感染管理の経験
- 必須強いリーダーシップ
- 必須マネジメント・監督・教育の経験
- 歓迎外科 、ICU、救急、小児科(特にNICU、新生児ケア)、産科での豊富な経験
- 歓迎がん患者病棟の臨床経験(疼痛管理・緩和ケア含む)
- 歓迎NGOでの開発途上国における臨床経験
- 歓迎HIV/エイズおよび結核の臨床経験
- 歓迎離島やへき地、途上国など人材や資材に限りがある環境での臨床経験
応募書類
MSFの海外派遣への応募書類は、下記の専用フォームで受け付けています。 履歴書(英語自由形式)、志望動機書(英語自由形式)、各職種の必要書類をご確認いただき、ダウンロード、ご準備のうえ、下記専用フォームにてご応募ください。
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①
履歴書(英語自由形式)
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②
志望動機書(英語自由形式)
- ③
- ※書式自由の履歴書については、こちらの例を参考に作成してください。
看護師の仕事
医療ガイドライン
必須医薬品、臨床ガイドライン、難民の健康、結核、産科学など途上国での医療活動に必要な臨床や薬品に関する情報をウェブサイトで公開しています(英語)。PDFや電子書籍のほか、スマホアプリでも配信中です。書籍は説明会会場で閲覧できます。
熱帯医学ワークショップ
過去のワークショップはこちらから
過去に開催したワークショップの模様は動画でご覧いただけます。
国境なき医師団 (MSF) 日本 ・長崎大学熱帯医学研究所臨床感染症学分野共催
2017年8月6日(日)実施
海外派遣スタッフの声
海外派遣スタッフはなぜ国境なき医師団の活動に参加したのでしょうか。派遣地で経験した業務や生活はどのようなものでしょうか。国境なき医師団日本から派遣された看護師の声をお届けします。
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国境なき医師団で看護師として働く魅力とは? 5人の日本人看護師が語るリアル(後編)
- 海外派遣スタッフ体験談
- 看護師
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国境なき医師団で看護師として働く魅力とは? 5人の日本人看護師が語るリアル(前編)
- 海外派遣スタッフ体験談
- 看護師
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「僕は死ぬんだね」──忘れられない少年の言葉 看護師として今できるすべてを
佐藤 太一郎
- 活動地
- ハイチ
- 活動期間
- 2022年9月~12月
- 海外派遣スタッフ体験談
- 看護師
- ハイチ
- 外科治療
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「これが天職だから」活動歴18年17カ国へ 海外医療援助の現場に向かい続ける理由
道津 美岐子
- 活動地
- 南スーダン、ナイジェリア他
- 活動期間
- 2004年~
- 海外派遣スタッフ体験談
- 医療コーディネーター
- ナイジェリア
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次々と運ばれるコロナ患者 葛藤を抱えながらチームで難局に立ち向かった
佐藤 太一郎
- 活動地
- イラク
- 活動期間
- 2020年7月~10月
- 海外派遣スタッフ体験談
- 看護師
- イラク
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死に至る可能性も 紛争続くガザで外傷患者の感染コントロールに奮闘
橋本 拓磨
- 活動地
- パレスチナ・ガザ地区
- 活動期間
- 2020年1月~3月
- 海外派遣スタッフ体験談
- 看護師
- パレスチナ
- ©Malak Shaher/MSF