特集
~人道危機の現場から~
写真で振り返る2022年
2022.12.29

国境なき医師団(MSF)は、2022年も世界各地でさまざまな人道危機に対応した。2020年に世界規模で流行した新型コロナウイルス感染症は、例年のような緊急事態ではなかったが、新たな課題も多かった。2月にはロシアの攻撃によりウクライナは戦争状態となった。ハイチでは人道危機がさらに悪化し、いくつかの国でコレラが異例の規模で広まった。
2022年に撮影された写真から1年を振り返り、MSFの活動と過酷な環境下で生きる人びとの姿を伝える。
自然災害──暮らしが破壊され、命が脅かされる



結核──より患者にやさしいケアを


難民・移民・国内避難民──故郷から遠く離れて




医療列車──患者をより安全な場所へ

移動診療──孤立する人びとに医療を

心のケア──見えない深い傷を癒す



女性と子どもの健康──幼い命と女性の身体を守る


顧みられない熱帯病──無視されてきた病気と闘う

ペシャワールの親族のもとへ身を寄せた。皮膚リーシュマニア症は、世界で最も広範囲に見られるにも関わらず、最も軽視されてきた「顧みられない熱帯病」の一つだ=2022年5月 Ⓒ Saiyna Bashir
栄養失調──危機にさらされる子どもの命

コレラ──汚染された水で感染、各地で流行


地中海──自由を求め、海を渡る


