国境なき医師団の活動は、ほぼすべて民間からのご寄付に支えられています。
中立・独立・公平な立場で、迅速に活動できるのは、皆さまより日頃からいただいているご支援があればこそ。
突発的な災害などの緊急事態はもちろん、栄養失調の治療や母子保健などの長期プログラムにおいても、月々のご寄付で継続的にご支援いただく「毎月の寄付」が大きな力となっています。
だからこそ、1人でも多くの方に活動を知っていただき、ご支援の輪を広げるために、国境なき医師団は現在、全国各地の街頭や商業施設などで、世界各地の医療・人道援助活動を紹介し、月々ご支援いただく「毎月の寄付」へのご参加を呼びかけるキャンペーンを行っています。
世界のどこかで失われていく命を救うために、街頭から一人でも多くの方が、私たちと共に行動してくださることを願っています。
- ※本キャンペーンスタッフは、国境なき医師団のロゴが入ったユニフォームを着用の上、身分証を携帯して活動しています。
- ※新型コロナウイルス感染症の5類感染症への移行を受け、スタッフのマスク着用については、個人の主体的な選択を尊重し、個人の判断とさせていただきます。
- ※感染流行の急拡大や政府・自治体の方針を注視し、必要が生じた場合、マスク着用等の感染対策を講じてまいります。
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© MSF 足を止めてスタッフの話に熱心に耳を傾けてくださると、スタッフの説明にも熱が入ります。
国境の先で起っていることを知っていただくことが、支援の一歩になるのです。
お買い物、お仕事帰りなどに見かけられたら、ぜひお気軽にお声がけください。 -
© MSF 「MARK IS 福岡ももち」でのキャンペーンの様子
街頭キャンペーンは、開催スペースを企業・団体にご支援いただき、商業施設やイベント、医療関連の学会でも開催しています。
会場では、栄養失調の子どもの腕と身近にあるモノの太さを比べる体験型パネルなどで、現地の状況や国境なき医師団の活動を紹介しています。 -
© MSF "日本で自分にできることを" / 九州スタッフ 榊 久美
「あなたがずっと頑張っているから、僕も頑張らないと」と、顔を覚えて支援してくださった方、
「きっかけを作ってくれてありがとう」と逆に感謝してくださった方など、多くの命を救う仲間に出会えました。現地と日本の皆さんをつなぐ架け橋となり、想いを行動に変えるきっかけを作れるよう努めていきたいと思います。 -
© MSF 街頭キャンペーンスタッフは、独立・中立・公平の原則に基づく医療・人道援助活動や、民間の皆さまからのご支援の重要性を学ぶための研修を受けます。また、現地で活動した海外派遣スタッフの活動報告会にも参加し、現地の思いを共有しながらキャンペーン活動に励んでいます。
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© MSF 「保冷剤?」、「エネルギー補給ゼリー?」。
「この赤いパッケージは何かお分かりになりますか?」と聞いてみると、このような答えが返ってきます。これは、子どもに必要な栄養素がすべて含まれる「栄養治療食」。実物を用いて、国境なき医師団が取り組んでいる栄養治療や予防をご説明しています。
- ©Aurelie Baumel/MSF