よくあるご質問

国境なき医師団に関するご質問

コンプライアンスに関するご質問

  • 世界各国共通のスタッフ行動綱領はありますか。開く

    2018年に全スタッフが遵守すべき共通の行動規範を策定しました。

    虐待や不正行為を防ぐ取り組みは20年近く続けてきました。MSF全体に拘束力のある決議のうち、主だったものに「The Resolution on Sexual abuse 2002(未邦訳:性的虐待に関する決議(2002年)」と「Resolution on Behaviour and Abuse of Power 2005(未邦訳:行動と職権濫用に関する決議(2005年)」があります。

    苦境にある人びとを助ける活動においては、より包括的な対策が必要だと認識しております。各国事務局では所在地の法制度に則って内部通報制度を導入し、不正行為を防ぐように努めています。

  • 職場での虐待と不正行為について、具体的な対策を教えてください。開く

    全てのスタッフに対して、通報制度が利用できることを徹底して周知しています。マニュアルを作り、面談、活動地訪問、研修等で伝えています。活動地では、この問題に特化して意識向上を図る機会も定期的に持っています。虐待とその対応に関するオンライン研修を定期的に実施しています。

    被害を受けた可能性がある人たちや内部通報をした人たちの安全と健康を最優先で守ります。直ちに心理ケアや医療ケア、法的なサポートをします。

    事実関係を確認したうえ、対応策をとり、予防措置をとります不正行為に関与したスタッフに対して、個別事象に応じて、研修を受けさせたり、警告を出したりします。停職や契約解除とすることもあります。

    被害者と内部通報者が安心して通報できる環境づくりに努めています。常に人材と予算を投じて取り組んで参ります。

  • セクシャルハラスメントなどに関する指針はありますか。開く

    行動規範には、スタッフの性的な行動に関する細則が含まれます。2002年、性的搾取を禁止する決議がなされ、MSF全体に拘束力を持っています。この決議を受けて、各国のMSF事務局は、人道援助に携わる者による性的搾取を予防し、事実を調査し、懲罰を課す制度を導入しました。職権濫用を禁ずる追加決議もしました。

    セクシュアルハラスメントには、言葉によって、自尊心を傷つけたり、屈辱的な思いをさせたり、攻撃したりするもの、また、性行為を目的として圧力をかけたりするものも含まれます。

    活動地の大半は貧困や暴力がはびこり、人道援助が切実に必要とされている場所です。現場で援助しているスタッフが人道危機を悪化させるようなことは、決して容認しません。

  • セックスワーカー(性風俗に係る人々)を巡る指針はありますか。開く

    援助を受ける人、セックスワーカー、子どもなど、弱い立場の人たちにつけこむことは、MSFの本質的な価値観に完全に反すると行動規範で定めています。MSFスタッフとセックスワーカーに関わる案件を通報し、調査を求めることは誰でもできます。

  • 行動規範および内部通報制度の効果はありますか。開く

    通報制度の改善によって、より通報しやすくなります。一人ひとりが行動規範を遵守し、一人でも多くの命を救えるように援助活動を続けてまいります。