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BASE TALK — 野坂慎吾 アドミニストレーター(財務・人事担当)

2025.05.07

【エピソード13】本当にやりたかったことに気づいた時

親の仕事の関係で若い頃をケニアとタンザニアで過ごした野坂。カナダの大学で経済学を学び、日本に帰国後、外資系金融機関に就職した。そこでビジネス・パーソンとして成長したが、やがて「本当にこれが自分のやりたかったことなのか?」と疑問を感じるようになった。
国境なき医師団(MSF)のスタッフと運命的な出会いを果たしたのは、そんなころだった。MSFの世界に強い関心を抱いた野坂は、すぐに関連書籍を購入し、当時開催されていたMSFの写真展に足を運ぶ。そして、これこそが自身の天職だと確信する。
今の仕事に不満がある訳ではない。しかし「本当にやりたかった事をやる」と決めてからの決断は早かった。育った環境や学んだ学問、培ったビジネスの経験を活かし、野坂はMSFへの入団を目指す。
© MSF
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国境なき医師団(MSF) アドミニストレーター(財務・人事担当) 野坂慎吾(のざか しんご)
子ども時代の10年間をアフリカで過ごす。カナダのトロント大学卒業後、東京の外資系銀行にて勤務。医療従事者でなくても参加できる活動があることを知り、現場主義の団体の姿勢に共感して国境なき医師団への参加を決意。2017年から活動に加わり、南スーダン、シリア、スーダン、イラクの4か国でアドミニストレーター(財務・人事担当)および財務・人事コーディネーターとして活動。プロジェクト・コーディネーターとしても活動予定であったが、コロナ禍の影響などにより断念。現在は家庭に軸足を置くことを選び現場を離れ、国境なき医師団の講演や子ども向け授業などを通じて活動内容の普及にも取り組んでいる。
© MSF
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国境なき医師団では、海外で活動するスタッフを通年募集しています。

募集職種

医師をはじめとした医療スタッフのほか、プロジェクトを運営する人事・財務、調達担当者など、非医療スタッフも多く活動しています。経験や技術を生かして、援助の現場で働きませんか。

非医療の職種

医療の職種

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求める人物像

制約の多い環境において活動や生活するにあたり、海外派遣スタッフとして求められる能力などをお伝えします。

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応募から派遣までの流れ

MSF日本事務局による書類選考と面接を経て、海外派遣スタッフとして登録され、その後活動地へ派遣されます。こちらより、応募から派遣の流れの詳細をご確認ください。

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MSFでは、現地での活動をより効果的なものにするため、さまざまな側面からサポートを提供しています。待遇・諸制度やキャリア形成などの詳細はこちらをご覧ください。

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国境なき医師団とは

国境なき医師団(Médecins Sans Frontières=MSF)は、紛争や自然災害、貧困などにより命の危機に瀕する人びとに医療を届ける、民間で非営利の医療・人道援助団体です。
 
1971年の設立以来、独立・中立・公平な立場で活動し、1999年には、世界中で行ってきた医療援助活動と証言活動の実績が認められ、ノーベル平和賞を受賞しました。
 
国境なき医師団の活動資金は、その9割以上が個人をはじめとする民間からの寄付に支えられています。これにより、資金の独立性を保ち、いかなる権力からの影響も受けず、自らの決定で必要な場所へ援助を届けることが可能になります。
 
2023年には、 74の国と地域で、約5万2000人のスタッフが活動しました。
 
日本事務局は1992年に発足。2023年には国境なき医師団日本から、35の国・地域へ103人(のべ132回)の派遣が決まりました。
紛争地での緊急医療援助 © MSF
紛争地での緊急医療援助 © MSF

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