ヘルスデータの共有

このプロジェクトは終了しました。

国境なき医師団(MSF)は責任を持ってヘルスデータを外部の組織と共有できるのか?

MSFがインフォームド・コンセントに基づいて収集した健康データを、オープンで透明性のあるタイムリーな方法で共有することで、患者さんに大きな公衆衛生上のメリットをもたらすことができます。私たちが治療している人びとは、世界で最も脆弱で社会から疎外されている人びとであり、そのため、公衆衛生上のニーズに対応するためのエビデンスベースが極めて不十分であることが少なくありません。

しかし、通常の状況であっても、人々に関する情報を収集、保管、流通させることは、道徳的に重要な問題を引き起こします。データ対象者が困難の中にある人びとである場合、倫理的・実用的な課題はさらに深刻になります。MSFが不適切な技術や手法を用いてデータを保存・共有すると、患者さんに損害を与える可能性があります。また、状況によっては、独立性、中立性、さらには公平性といった人道上の中核的な原則が損なわれる可能性もあります。

ジャパン・イノベーション・ユニットは、データベースのイノベーションを専門としており、人道的活動におけるイノベーションを批判的に検討する努力をしています。これはデータ共有のリスクとリターンを比較し、バランスを取るために不可欠です。

プロジェクトの目的

データ共有の課題に対する解決策のコンセプトノートと、次のステップへの提案を作成することを目的に行いました。

進捗状況

コンセプトノートを作成し、依頼元に提出しました。

専門領域
データに基づいたイノベーション
スケジュール
2019年
依頼元
MSFメディカルディレクター

最終更新日:2019年10月

お問い合わせ

国境なき医師団 ジャパン・イノベーション・ユニット

MSFジャパン・イノベーション・ユニットは、MSFの医療活動に革新的なソリューションのアイデアを提供しています。企業として、あるいは専門家として、私たちのプロジェクトにとって、そしてMSFの患者さんにとって有益なアイデアをお持ちの方は、ぜひご連絡ください。皆さまからの革新的なご提案をお待ちしています。