部署構成・働く環境

国境なき医師団日本 部署構成
国境なき医師団(MSF)日本事務局は、資金調達を行うファンドレイジング部、スタッフの採用・派遣などを担う人事部、活動地の状況を発信する広報部などで構成されています。
ファンドレイジング部 | 医療・人道援助活動に必要な資金を募ります。 |
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フィールド人事部 | 海外派遣スタッフの採用、渡航のアレンジなど、海外派遣に関する業務を担当します。 |
事務局人事・総務部 | 事務局スタッフの採用、処遇決定や労務管理、総務などを担当します。 |
広報部 | 人道危機の現状を社会に発信する証言活動を担います。 |
アドボカシー・医療渉外チーム | 医療・人道援助関係者への渉外活動を担います。 |
ジャパン・イノベーション・チーム | 現場の課題を発見し解決するためのサポートを提供します。 |
財務・法務部 | 資金の管理・財務計画を作成・実行し、内部統制・法令遵守をサポートします。 |
ITチーム | ITシステムを導入・整備し、日本事務局の効果的・効率的な活動を支えます。 |
東京セル | 主にアジア地域の医療・人道援助活動を統括、管理します。 |
働く環境
国境なき医師団日本の事務局は、地下鉄東西線早稲田駅から徒歩1分の場所にあります。近所には大学、ドラッグストア、スーパーマーケット、郵便局などがあり、便利で落ち着いたエリアです。事務局職員は次のような環境で働いています。
国際色豊かなスタッフ
事務局には、日本以外のさまざまな国からのスタッフが勤務しています。コミュニケーションには英語が使われています。時には、有志による「ランチタイム語学レッスン」や、料理を持ち寄る「ポットラックランチ」を行うこともあります(コロナ禍により休止中)。

フラットな組織文化
私たちの組織文化として、ディスカッションを重視するというものがあります。会議などでは役職や年齢に関係なく積極的な発言が期待されます。

多様なバックグラウンド
職員の年齢や以前の勤務先はさまざまで、ダイバーシティに富んでいます。それぞれが専門性を活かしながら働いてます。

在宅勤務を実施
在宅勤務を実施しています。オンラインによるチーム会議や全体会議を頻繁に開催し、コミュニケーションを維持しています。(フルリモート勤務ではなく、業務のニーズに基づき出勤していただきます)

新スタッフ対象の参加型研修
事務局に新しく入職したスタッフと、新たに現場に行く予定の海外派遣スタッフが一緒に参加する研修です。2~3日間にわたり、講義やロールプレイを英語で行います。国境なき医師団の活動内容を総合的に学べるだけでなく、仲間づくりもできます。

現場の報告を聞く機会も
海外に派遣されたスタッフが帰国したときなど、事務局職員向けに、現地の様子を説明する報告会や特定のテーマのレクチャーを開くことがあり、活動への理解を深めることができます。

事務局職員募集に関するよくあるご質問
Q 語学力はどの程度必要ですか。
原則として、ビジネスレベル(会議で意見を言える、英語で簡単なレポートを書ける程度)の英語力が必要です。
Q 医療・人道援助にまつわる専門性は必要ですか。
募集職種によりますが、入職の段階では必ずしも求められません。しかし、入職後ぜひ興味を持って勉強し、人道援助への理解を深めてください。国境なき医師団では、海外現場から帰国したスタッフによる報告会や、さまざまなレクチャー、外部向け講演会などを催しています。
Q 入職後の研修について教えてください。
オリエンテーション(座学)とオン・ザ・ジョブ・トレーニングを組み合わせた研修が1カ月程度行なわれます。その他、自身のスキルを高めるため、外部研修などに参加できる「自己啓発援助制度」もあります。
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