講師派遣

国境なき医師団では、世界の人道危機や団体の活動について広く日本社会に伝えるため、人道援助活動の経験を持つスタッフを講師として派遣する講演・教育プログラムを実施しています。未来を担う若い世代が、世界で起きている人道危機を自分ごととして捉え、行動を起こすきっかけとなるよう、教育機関への講師派遣にも力を入れています。

対象者

学校、団体、企業、イベントなど(※原則、参加者100人以上が対象となりますが、ご相談ください)

講師

国際的な人道援助活動経験のあるスタッフ。医療者(医師・看護師など)、ロジスティシャン(物流・安全管理担当者など)、アドミニストレータ―(財務・人事担当者)、活動責任者(プロジェクト統括)など。

内容

  • 国境なき医師団について(基本的な団体紹介、直面する課題など)
  • 世界で起きている人道危機(派遣地での実体験・エピソード)
  • 講師の職種・役割について(現地で担っていた仕事・役割)
  • 参加者へのメッセージ(例:命の大切さ、世界に目を向ける大事さなど)
  • その他(参加者の専門性、講演時間などに応じて内容を構成します)

費用

講師派遣の実費(交通費・宿泊費)のご負担をお願いします(オンライン講演の場合、実費は発生いたしません)。
講演料をいただける場合は、援助活動の資金とさせていただきます。

申込方法

申込フォームよりお申し込みください。講演希望日の2カ月~6カ月前のお申込みを承ります。

参加者の声

中学生

他の国では自分たちがしている当たり前の日常、生活を当たり前にできない状況の人たちがたくさんいて、命の危険にさらされる人がたくさんいると聞いて、自分にも何かできることはないかな?と思いました。現地の国に行くことだけが援助ではない、募金活動をしたり、今の自分にできることから始めたいなと思いました。

高校生

人種や文化を超えての繋がりや、普遍的な価値観を共有し信頼関係を構築すること、これは医療活動においてだけでなく全てにおいて、また、これからの未来を背負っていく私たちに向けて大事なキーポイントのように感じました。これからの自分の人生を自分のためだけではなく、それよりも大きいもの、世界に向けて多く貢献できるものに捧げたいと思います。

教員

生徒も進路選択の決定打となったと言っていました。私自身も仕事の「やりがい」について考えを深めることができ、今後の生徒への進路指導に役立てていきたいと思いました。異文化理解、キャリア教育など、多方面の教育効果がある大変有意義な講演でした。

講演実績

お問い合わせ

国境なき医師団日本事務局

「講演会」担当