支援者との関係を強化する

国境なき医師団(MSF)は日本社会で支援者との関係をどう強化すればよいのでしょうか?
国境なき医師団日本の 2020 年から 2024 年までの戦略計画において、MSF 日本アソシエーションが日本社会において掲げるビジョンが一つの柱となっています。「アソシエーション会員、海外派遣スタッフと事務局職員(三者の総称:MSFers)とボランティアの関係を深め、サポーターの意欲を高めるとともに横のつながりを促します。特に、東京以外の地域でもサポーターと MSF 関係者:(MSFers)の力を生かします」
ジャパン・イノベーション・ユニットはこのアソシエーション・ビジョン実現のために、国内の既存サポーターとの関係を強化するに対する実践的な方法を調査しました。さまざまなサポーターから構成されるグループは、国境なき医師団と日本社会のつながりを強化するとともに、資金調達、人材募集、MSF 全体で取り組むアドボカシーなどの活動において後押しとなることが期待されます。
MSF 日本に関わるさまざまなステークホルダーとの長期にわたる話合いの結果、2022 年はじめ頃から東海地方において 1 つのサポーターグループを立ち上げ、試験的にプログラムを遂行することになりました。パイロットプログラムの結果を受けて、その他の地方においてもプログラムを展開するかの判断を 2023 年半ばに実施予定です。

プロジェクトの目的
MSF 日本が支援者との関係をより有効に活用し、戦略的目標 3 の達成に貢献するためのコンセプトのハイレベルなロードマップを作成する。
進捗状況
ロードマップを作成し、依頼元に提出しました。
- 専門領域
- 戦略立案・展開
- 実施期間
- 2021~2023年
- 依頼元
- MSF日本
最終更新日:2021年11月
お問い合わせ
国境なき医師団 ジャパン・イノベーション・ユニット
MSFジャパン・イノベーション・ユニットは、MSFの医療活動に革新的なソリューションのアイデアを提供しています。企業として、あるいは専門家として、私たちのプロジェクトにとって、そしてMSFの患者さんにとって有益なアイデアをお持ちの方は、ぜひご連絡ください。皆さまからの革新的なご提案をお待ちしています。
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- ©Frederic NOY