地域サポーターグループ

パイロットプロジェクト 国境なき医師団「東海フレンズ」活動中
2021年、国境なき医師団(MSF)日本は、既存支援者との関係をより強化するための施策として、「地域サポーターグループ」設立という基本コンセプトとフレームワークを立案・策定し、パイロットプロジェクトの実施を決定しました。MSFの医療・人道援助活動のために海外派遣された経験者と、MSF日本が募集するボランティア活動に賛同して登録された一般の皆さまの双方から有志を募り、2022年春、東海地方を拠点とした地域ボランティア活動グループを発足しました。グループは2023年夏まで継続して活動し、「人道援助の考え方を地域に広める、MSFやその活動をより多くの人に知ってもらう」ためのイベントの開催を目指します。MSF日本事務局は、グループの活動効果を最大限に生かすべくモニターかつサポートしていきます。2023年後半に、グループの活動全般を総合的に検証し、同パイロットプロジェクトの継続運営について評価します。

「初めまして、私たちは『国境なき医師団東海フレンズ』です!
私たちは、MSF日本の「もっと日本の地域社会に根ざした支援の輪を作りたい、その活動を積極的にサポートしたい」という思いに呼応して、『国境なき医師団東海フレンズ』として活動をスタートしました。『国境なき医師団東海フレンズ』は、東海地方という私たちの地域で、より多くの人に人道援助の気持ちを持ってもらい共感を得ること、そしてその共感を広げていくことを目指しています。月に2回程度のオンライン会議をベースに、ネットワークツールの活用に奮闘しつつ、「それぞれのメンバーができる時間でできることを」を合言葉に、楽しみながら力を合わせて東海地域発信のイベントをいくつか計画しています。
【初企画】「国境なき医師団 東海フレンズ」が「世界を伝える写真展『ともに生きる』」を名古屋市で開催
2023年4月15日(土)・16日(日)
「地域サポーターグループ」パイロットプロジェクト概要
- プロジェクト実施期間
- 2022年春から2023年夏頃
- グループメンバー
- 東海地方在住・在勤の、MSF日本アソシエーション会員とMSF日本登録ボランティアの有志(グループ活動は日本語で行う)
- グループの活動目的
- 広く一般の人びとがMSFや団体について知り、「人道援助」について考えてもらえるような、対外向け地域イベントを発案・計画・実行し、気づきや学びを共有する
- ※アソシエーション:海外派遣スタッフや事務局スタッフ経験者などを中心にしたMSFの「ムーブメント(運動体)」。MSFの方針決定を担う
最終更新日:2022年11月
- ©Frederic NOY