アジアでの新たな物資調達

国境なき医師団(MSF)はアジアで新たな物資調達を目指すべきか?

世界各地で展開するMSFの活動──その調達を取り仕切るのは、ヨーロッパに拠点を持つ「MSFロジスティック」です。このため大部分の物資は、欧州のサプライヤーから調達されています。しかしMSFが日ごろ使用する医療製品の多くは、南アジア、東南アジア、東アジアにも大きな市場が存在しています。その中には、MSFの現地活動における調達元として、有望な生産者も少なくありません。特にアジアでの援助プロジェクトで採用すれば、購入コストを下げられ、サプライチェーンを短縮することも望めるでしょう。サプライチェーンの短縮が実現すれば、在庫切れリスクの軽減、輸送コストの削減、環境への影響の軽減などが可能となります。

2019年、ジャパン・イノベーション・ユニットとMSFロジスティック、およびMSF インターナショナルは、アジア調達の可能性について調査を開始しました。東京を拠点とする当ユニットは、地理的利点と物流・調達における専門知識を生かし、このアジア調達プロジェクトを推進しています。

プロジェクトの目的

進捗状況

私たちは、この地域、特に韓国と中国に、適格で競争力のある医療アイテムのサプライヤーがいることを確認しました。そこで、このパイロット・プロジェクトをフェーズ2に発展させ、SEEAP (South-East, East Asia and Pacific) サプライ・プロジェクトとして拡大することを提案しています。現在、SEEAPパートナーシップおよび主要なステークホルダーと、フェーズIIの提案を最終的に決定するための協議を行っています。

専門領域
物流・調達システム
実施期間
2019~ 継続中(第2フェーズは、2022年初頭に開始予定)
依頼元
MSFロジスティック/MSF日本 パートナー:MSFインターナショナル

最終更新日:2021年9月

お問い合わせ

国境なき医師団 ジャパン・イノベーション・ユニット

MSFジャパン・イノベーション・ユニットは、MSFの医療活動に革新的なソリューションのアイデアを提供しています。企業として、あるいは専門家として、私たちのプロジェクトにとって、そしてMSFの患者さんにとって有益なアイデアをお持ちの方は、ぜひご連絡ください。皆さまからの革新的なご提案をお待ちしています。