イベント情報

【トークイベント】自然災害と緊急援助——被災地で必要な心のケア

2024年8月17日(土) 13:30開催 仙台&オンライン

国境なき医師団(MSF)は、難民や移民の人びとが置かれた状況や医療ニーズについて紹介する「エンドレスジャーニー展・仙台~終わらせたい、強いられた旅路~」を開催します。

8月17日は同イベント会場内およびオンラインで、日本国内の自然災害の被災地での医療ニーズやMSFの活動についてのトークイベントを開催します。被災地ではけがや病気の治療だけでなく、心のケアも重要です。MSFは能登半島地震の被害を受けた石川県輪島市で、被災され避難所に避難している方のみならず、休みなく被災者の支援に当たる自治体職員の方々への心理面のサポートも行ってきました。

このトークイベントでは、能登半島地震の被災地での活動を統括したプロジェクト・コーディネーターの川邊洋三と、臨床心理士の福島正樹が現地での経験をお話しします。川邊は2011年の東日本大震災で緊急チームの第一陣として発災翌日に東北に入り、現地で3カ月間活動した経験を、また福島は、パレスチナやスーダンの難民キャンプ等で心理士として活動した経験も持ちます。それぞれの現場で感じたことや、今私たちにできることとは──。
質問コーナーもありますので、ぜひお気軽にご参加ください。皆さまのご参加をお待ちしています。
© MSF
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開催日時 2024年8月17日(土) 13:30~15:00
開催場所 ① 仙台会場/②オンライン(YouTube)
参加費 無料
参加方法① 仙台会場にて参加ご希望の方 【会場】 せんだいメディアテーク 1Fオープンスクエア (〒980-0821 宮城県仙台市青葉区春日町2−1
【申込締切】 8月9日(金)18:00 

【定員】 着席は先着40席 ※当日立ち見でもご観覧いただけます

・定員となり次第締切となります
・お申し込み時に登録いただいたメールアドレスに、前日までにご案内のメールをお送りいたします
・お問い合わせ:event@tokyo.msf.org
参加方法② オンラインにて参加ご希望の方 ・お申し込み時に登録いただいたメールアドレスに、前日までに視聴リンクをお送りいたします
・定員の上限はありません
・YouTube上のチャット機能にコメントを投稿いただけます。コメントを書き込むためにはYouTubeへの登録・ログインが必要となります(登録をしなくても視聴は可能です)
・お問い合わせ:event@tokyo.msf.org

登壇者プロフィール

  • 国境なき医師団 プロジェクト・コーディネーター

    川邊 洋三(かわべ ようぞう)

    元テレビ局国際部記者。2008年よりMSFの活動に参加。これまでウガンダ、ザンビア、ナイジェリア、マラウイなどで活動。東日本大震災では地震発生翌日に緊急チームの第一陣として現場に入り宮城県にて活動した。能登半島地震では石川県輪島市にて地元の自治体や医療ネットワークなど各方面と情報交換してニーズなどを調査し準備を進め、被災された人びとや自治体職員の心のケアの他、避難所での暮らしを余儀なくされている方々のために洗濯機20台を輪島市に寄贈する活動を統括した。

    © MSF
  • 国境なき医師団 臨床心理士

    福島 正樹(ふくしま まさき)

     公認心理師・臨床心理士。一般企業で働いている際にMSFで心理士を募集していることを知り、「これだ!」と思い退職。大学院入学・修了を経て、公認心理師・臨床心理士の資格を取得。東日本大震災では、福島県立医科大学での被災者の心のケアにも携わる。7年にわたり精神科などで経験を積み、2021年MSFに参加。初めての派遣でパレスチナでの活動に参加し、紛争の影響を受ける人びとの心のケアに携わった。2024年能登半島地震では川邊とともに輪島市に赴き、23カ所の避難所で80回以上の心理セッションを実施。心理ニーズを把握するための「けんこう講座」や「心のアンケート」、個別カウンセリングなどの取り組みを通し、被災した人びとに心のケアを提供した。

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