イベント情報

「エンドレスジャーニー展・仙台 ~終わらせたい、強いられた旅路~」 世界の難民・移民の現状を伝える企画展

8月12日(月祝)~17日(土) 仙台・せんだいメディアテーク(入場無料)

地中海での救助活動 © Maud Veith/SOS Méditerranée
地中海での救助活動 © Maud Veith/SOS Méditerranée

紛争や迫害、暴力や貧困によって住まいを追われ、世界各地で難民や国内避難民となった人は、過去最多の1億1000万人*に達しました。

この企画展では、移動を強いられている人びとの現状を、中東、アフリカ、アジア、中米、地中海で起こっている人道危機を通して紹介。さらに、パレスチナ・ガザ地区の現状を伝える写真や、日本国内の震災での国境なき医師団(MSF)の活動も展示します。

終わりの見えない命がけの旅路「エンドレスジャーニー(Endless journey)」を終わらせる、「エンドディスジャーニー(End this journey)」に。思考・体験型の企画展示で、いま私たちにできることをぜひ一緒に考えてみませんか。

知る、見る、感じる── エンドレスジャーニー展の見どころ

迫力の展示で世界を知る

シリア、アフリカのチャド湖周辺、ロヒンギャ、中米、地中海の難民・移民に焦点を当てた大型展示で、現地の状況を知ろう

テント式手術室を体験

自然災害や紛争地など、病院のない場所で使うテント式の手術室に入ってみよう

過酷な道を行く車両

現場で救急車としても活躍する四輪駆動車を展示。過酷な道を走るためにどんなつくりになっているか見てみよう

難民キャンプのトイレを体験

難民キャンプでMSFが設置する簡易トイレを再現。中に入ってさまざまな工夫を見つけよう

地中海救助船で描かれた絵

戦火を逃れた恐ろしい体験や、平和だった頃の日常を描いた絵。絵に込められた人びとの想いを想像してみよう

 

音と空間が伝える現実

難民・移民の人びとが不当に押し込められるリビアの収容センターを、現場の音声とともに体感するコーナーも

谷川俊太郎さんの作品

詩人の谷川俊太郎さんが国境なき医師団に寄せた詩作品を展示。あなたは何を感じるでしょうか

スタッフによる解説ツアー

MSのスタッフが展示を解説します。ぜひご参加ください!(お申し込み不要/参加無料)
・8/12(月祝)~16(金)15:30~16:00
・8/17(土)15:00~15:30

オリジナルスタンプラリー

会場内でアイテムを見つけて、”ドクターしんぞー”スタンプを集めよう!スタンプを4つ集めてオリジナルシールをGET!
 

『エンドレスジャーニー展・仙台 ~終わらせたい、強いられた旅路~』

主催:特定非営利活動法人 国境なき医師団日本
後援:宮城県教育委員会、仙台市教育委員会
特別協力:谷川俊太郎氏

会期 2024年8月12日(月祝)~17日(土)10:00~18:00
※最終日8月17日(土)のみ16:00終了
会場 せんだいメディアテーク 1Fオープンスクエア
宮城県仙台市青葉区春日町2-1
■地下鉄
・南北線「勾当台公園駅」徒歩約6分
・東西線「大町西公園駅」徒歩約13分/「青葉通一番町駅」徒歩約15分

■バス
仙台市営バス「仙台駅前-60番」のりばから「定禅寺通市役所前経由交通局大学病院」行きで約10分、「メディアテーク前」下車

■徒歩
仙台駅より約20分
入場料 無料
お問い合わせ event@tokyo.msf.org

【トークイベント】 自然災害と緊急援助——被災地で必要な心のケア

被災地ではけがや病気の治療だけでなく、心のケアも重要です。MSFは能登半島地震の被害を受けた石川県輪島市で、被災され避難所に避難している方のみならず、休みなく被災者の支援に当たる自治体職員の方々への心理面のサポートも行ってきました。
このトークイベントでは、能登半島地震の被災地での活動を統括したプロジェクト・コーディネーターの川邊洋三と、臨床心理士の福島正樹が現地での経験をお話しします。川邊は2011年の東日本大震災で緊急チームの第一陣として発災翌日に東北に入り、現地で3カ月間活動した経験を、また福島は、パレスチナやスーダンの難民キャンプ等で心理士として活動した経験も持ちます。それぞれの現場で感じたことや、今私たちにできることとは──。
質問コーナーもありますので、ぜひお気軽にご参加ください。

【日時】 8月17日(土)13:30~15:00
【会場】
①せんだいメディアテーク 1Fオープンスクエア(着席は先着30席) ※立ち見でもご観覧いただけます
②YouTubeオンライン配信
【参加費】 無料
【登壇者】
川邊洋三(国境なき医師団日本 プロジェクト・コーディネーター)
福島正樹 (国境なき医師団 臨床心理士)
  
  

東京、福岡、大阪、広島、札幌で開催。のべ8200人以上が来場!

2022年に開催した福岡展の様子
2022年に開催した福岡展の様子
小学生の保護者

SNSでこのイベントのことを知って、子どもの自由研究の参考になるかなと思って来てみました。知らないことばかりで、世界のことについて知るいい機会になりました。

10歳

いままでしらなかった、たいへんなできごとがおこっていてびっくりしました。いまの日本ではありえないたいへんなできごとが、このせかいでいまおこっていることをしりました。たいへんたのしくていろいろなちしきをしりました。
せかいでこまっている人をたすけて、こまっている人をすくなくしたいです。

20代学生

いろいろな展示を拝見できて、世界の現状やMSFの活動を知ることができてよかったです。将来看護師になり、MSFの一員として活動できるように頑張ります。

会社員男性

最近子どもが生まれたので、「母子保健」コーナーで読んだお産の環境に驚愕した。

よくある質問

Q展示会場、トークイベントは有料ですか?

展示、トークイベントいずれも無料でご覧いただけます

Qエンドレスジャーニー展は、仙台以外で開催の予定はありますか?

2024年は10月31日(木)~11月4日(月祝)の5日間、東京にて開催予定です。詳細は追ってウェブサイトでご案内いたします

2019年東京展の報告を見る新規ウィンドウで開く

2022年福岡展の報告を見る新規ウィンドウで開く

2022年大阪展の報告を見る新規ウィンドウで開く

2023年広島展・札幌展の報告を見る新規ウィンドウで開く

終わりの見えない命がけの旅路「エンドレスジャーニー(Endless journey)」を終わらせる、「エンドディスジャーニー(End this journey)」に──。
皆さまのご来場をお待ちしています。

*国連難民高等弁務官事務所 2023年5月推計
クレジット表記のない写真はすべて © MSF

最新情報をお届けします

SNSをフォローする

  • Facebook
  • Twitter
  • Line
  • Instagram
  • Youtube

メールマガジンを受け取る

メルマガに登録する