調査報告書

国境なき医師団は、活動現場で目撃した危機的状況を国際社会に伝えるため、個別のテーマで独自に調査・編さんした報告書を随時発表しています。

ピックアップ

「誰もいなくなった―ミャンマー・ラカイン州のロヒンギャを襲う死と暴力」(2018年3月)

「誰もいなくなった―ミャンマー・ラカイン州のロヒンギャを襲う死と暴力」

2017年8月、ミャンマーで始まった軍によるロヒンギャの「掃討作戦」。国境なき医師団(MSF)は、強奪、発砲、殺人、性暴力などロヒンギャを狙った暴力について報告する。隣国バングラデシュに避難したロヒンギャ難民から証言を収集した。MSFの推定では、8月25日から9月24日までにミャンマー国内で少なくとも9400人が命を落とし、そのうち、少なくとも6700人の死因が暴力だった。その暴力の形態や避難の状況を記載している。

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ブリーフィング文書『貿易の陰で軽視される健康―東アジア地域包括的経済連携(RCEP)』(2016年12月)

ブリーフィング文書『貿易の陰で軽視される健康―東アジア地域包括的経済連携(RCEP)』(2016年12月)

東アジア地域包括的経済連携(RCEP)貿易協定は、日中韓の3ヵ国に東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟の10ヶ国、さらにオーストラリア、ニュージーランド、インドを加えた計16ヵ国による貿易協定。環太平洋パートナーシップ(TPP)協定と同じように、RCEPの交渉内容には知的財産関連の条項が含まれており、それらが実現されることで世界中の何百万人もの人びとが、安価な医薬品を入手できなくなるかもしれないことが明らかになっている。本書はRCEPが含む有害条項についての問題点について解説する。

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報告書『シリア内戦2015:国境なき医師団(MSF)支援先施設における死傷者の記録』

報告書『シリア内戦2015:国境なき医師団(MSF)支援先施設における死傷者の記録』

シリア内戦はついに6年目に突入し、いまなお終息の道筋が見えていません。国境なき医師団(MSF)は直営の医療施設や支援している病院などを通じ、紛争の被害を受けた人、医療を受けられなくなっている人へ、医療・人道援助の無償提供を続けています。

MSFがシリア国内で支援している医療施設(※1)は約70軒あり、患者数、容態、経過などを記録しています。それらの中から、シリア内戦に起因すると判断される事例(※2)を集計し、報告書にまとめました。集計の対象期間は、2015年1月1日から12月31日の1年間としました。

  • MSFから少なくとも1年以上、物資、資金、資材などの援助を受けている医療施設
  • シリア内戦に関連する暴力が原因となっていると診断された負傷者や死亡者で、民間人・戦闘員の区別はしていない

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