このメールは、東京マラソン2019チャリティにて国境なき医師団へご寄付をくださった皆さまにお送りしております。

国境なき医師団
 
皆さま、こんにちは!国境なき医師団(MSF)マラソン部です。猛暑日が続いておりますが、お変わりありませんか?さて、7月22日(月)から始まりました、東京マラソン2020チャリティ「チャリティランナー」の募集第二弾のご案内です。第二弾では、東京マラソン2020チャリティで『#私が走ると誰かが歩けるようになる』という目標を達成するために、「クラウドファンディング」で寄付を呼び掛けるクラウドファンディング登録者と、クラウドファンディング登録者を寄付で支えるサポーターを募集しております!支援の輪が広がる「クラウドファンディング」に奮ってご参加ください!
クラウドファンディングとは?
申込方法:チャリティ公式ウェブサイトからクラウドファンディングを利用し、寄付を募る。
(期間内に集まった寄付申込の総額に応じてチャリティランナーを決定)
登録・寄付金募集期間:2019年7月22日(月)10:00~9月13日(金)17:00
※2020大会より、「個人チャリティ」と区別して募集を行います。
※申込頂いた方の中で、チャリティランナーに確定されなかった方への寄付金は決済されません。
どなたでも、サポーター(支援者)になることができます。
【サポーターとしてぜひMSFのクラウドファンディング登録者をご支援ください!!】
この度、MSF日本事務局管理部財務経理担当の富田里香が、「クラウドファンディング」のチャリティランナーに挑戦いたします!東京マラソン2020チャリティの公式HPには、富田のチャリティページが開設されています。 MSFの活動を応援したい、富田を応援したいというサポーターからのクラウドファンディングを通じたご支援を呼びかけております!富田里香のチャリティページはこちらから。⇒ https://www.runwithheart.jp/charity_sheet/11970
今回は、東京マラソン2020チャリティに挑戦する、富田からのメッセージをお届けします。

紛争地の人びとに伴走するように走りたい。難民の人びとと一緒にゴールを目指したい。
はじめまして。国境なき医師団(MSF)日本事務局管理部の富田里香と申します。MSFの活動を裏方から支える、財務などを中心に働いてきました。昨年MSFが、東京マラソン2019チャリティの寄付先団体に選ばれたのをきっかけに、フルマラソンに挑戦しようと思い立ち、本番でも何とか完走しました。

最初に東京マラソンチャリティに参加しようと思ったのは、自分を試してみたかったから。自分の限界に挑戦してみたかったのかもしれません。

初めてのフルマラソン当日は、あいにくの雨。ひるみそうになるところを夫に尻をたたかれ、レインポンチョを着てスタート地点へ。私は大きなマラソン大会がはじめてだったので、まずランナーの数に圧倒されました。走り始めてからも、正直、何度も逃げたくなって。冷たい雨に靴の中まで濡れて走りながら、「なんで私こんなことやっているんだろう…」と、何度も何度も思いました。自分の前を黙々と走る、数え切れない数のランナーたち。自分の後ろを走っているはずの、やはり無数のランナーたち。レインポンチョのすれる音と、濡れた路面を踏むシューズの水音。シャカ、シャカ、シャカ、ピチャ、ピチャ、ピチャ…という音に包まれて走っていると、ふと自分が、東京の街を走っているのではなく、世界のどこかで、故郷を離れ、安心できる土地を探して旅を続ける、難民の人びととともに走っているような気持ちになりました。

そして、いろいろなことを思い出しました。

私の故郷は東北です。8年前の3月、東日本大震災のあの日、私は東京にいたのですが、地震の直後に一度は母とつながった電話が切れ、そのあと数日連絡がつかなくなった時の気持ち。家が津波に襲われ、そのまま二度と会えなくなった従兄のこと。たくさんのものを失いながら、それでも前に向かって進もうとしてきた故郷の人びとの姿。その悲しみと力強さは、そのまま、今この瞬間紛争地で生きる人びと、あるいは難民として生きる人びとのそれと同じものだったのです。

だから、ともに走りたい、と思います。2020年も。紛争地で生きる人びとや、難民として生きる人びとと。足を失っても、手を失っても、なお前に進もうと、生き続けようとする人びとと。生きていくことをあきらめないで欲しいから。笑顔の力になりたいから。

♯わたしが走ると 誰かが歩けるようになる

どうぞ応援してください!一緒に、紛争地に笑顔を届けましょう。
 
 

富田以外にも、「MSFの活動のために走りたい」と、チャリティランナーにお申し込みいただき、クラウドファンディングの呼びかけをしているランナーの方がいらっしゃいます(この度は、お申し込みいただき、本当にありがとうございます)!どうぞ、富田以外のランナーの方の思いも知っていただき、皆さまからご支援いただければ幸いです。
東京マラソン2020チャリティ財団の公式HP⇒ https://www.runwithheart.jp/entry/cf_guideline

【まだまだ大募集!「クラウドファンディング」のチャリティランナー!】
MSFでは、富田以外にも、「クラウドファンディング」でチャリティランナーにエントリーしたいとう方々をまだまだ募集しております!申し込みは、東京マラソン2020チャリティ公式ウェブサイトからのみ受付が可能です。公式ウェブサイトから登録する際に、MSFを寄付先団体にお選びいただき、サポーターから合計10万円以上の寄付となるように呼びかけを行っていただきます。合計寄付額が多い方から上位300名のみがチャリティランナーとしてのエントリーができるようになります。合計寄付額がエントリー額まで達成できなかった場合には、寄付は支援をしてくださったサポーターの元へ戻ります。受付期間は、9月13日(金)午後5時まで!エントリーの決定は、9月下旬(予定)に発表される予定です。ぜひ多くの皆様のエントリーをお待ちしております!
詳しくは、MSF特設サイトから。⇒ https://www.msf.or.jp/marathon/
【紛争地に生きる患者さんのために】
東京マラソン2020チャリティからのご寄付は、ヨルダンの首都アンマンにある国境なき医師団(MSF)の再建外科病院の活動に使わせていただきます。この病院は、イラク戦争の負傷者を治療するために2006年に建てられました。『#私たちが走ると誰かが歩けるようになる』をテーマに、紛争地に生きる人びとの希望をつないでいきます。こちらからも、寄付金の使い道について、詳しい情報を得ることができます。
https://www.msf.or.jp/marathon/support.html

コラム:私が走ると誰かが歩けるようになる
MSFマラソン部は、東京マラソン2019チャリティから『#私が走ると誰かが歩けるようになる』をテーマに、活動を続けてきました。東京マラソン2019チャリティで頂いた寄付金は、紛争の続くパレスチナ・ガザ地区の活動のために使われました。ガザでは2018年3月30日から、パレスチナ難民の帰還を求める抗議活動「帰還の行進」がはじまりました。パレスチナの人びとは、ガザとイスラエルを隔てるフェンス沿いで抗議をしていますが、イスラエル軍は境界線に近づくガザ市民を銃撃しています。ガザで今、生きる人びとの様子を不定期でご紹介いたします!
 
 
エヤドは23歳。パレスチナのミュージシャンで、2018年5月にイスラエル軍の兵士に撃たれてけがをしました。国境なき医師団(MSF)の病院で治療を受け、今は杖を使って歩けるようになりました。今年5月には、ガザのアマチュア劇団のメンバーとして演技もしました。いろいろなことに挑戦し続けています。
カザの活動について、詳しくはこちらから。https://www.msf.or.jp/news/palestine.html
MSFマラソン部のテーマである『#私が歩くと誰かが歩けるようになる』のハッシュタグで、ぜひ多くの皆さんに拡散していただけると嬉しいです。
 

今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。国境なき医師団は、東京マラソン2020チャリティ事業の寄付先団体です。
東京マラソン2020チャリティ公式ウェブサイト:https://www.marathon.tokyo/charity/

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