世界の三大感染症の年間死者数は、マラリア40万人※1、結核150万人※2、エイズ69万人※3にのぼる※1。
感染症の中でも、子どもたちに大きな影響を与えているのは、はしかだ。2018年には14万人以上*4の命を奪い、その多くは子どもと乳児だった。ワクチンで防げるにも関わらず、1900万人※5を超える子どもが2歳までに最初のワクチンを投与されていない。紛争や治安の悪化、そして新型コロナウイルスの影響で、ますますワクチンを届けることが難しくなっている。
感染症の多くは、ワクチンや、栄養、正しい知識や清潔な環境があれば防ぐことができる。国境なき医師団では、感染症に苦しむ人びとへの治療を行うのみならず、ワクチン接種や啓発活動などの予防にも取り組んでいる。
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