海外派遣スタッフから日本事務局へ
本業は看護師です。子どものころから外国に興味があり、海外旅行や留学、ボランティアなどを経験しました。ある本をきっかけにMSFを知り、医療に手が届かない人や社会的弱者に医療を提供する活動に共感。2005年に海外派遣スタッフとして参加し、2013年まで活動しました。
看護師として患者さんと接する活動はとてもやりがいがあり、医療チームリーダーや副医療コーディネーターといった責任あるポジションも経験することができました。一方、現場の経験を重ねるにつれ「臨床だけでは救える命に限界がある。広い視野でストラテジーを立てたい」とも考えるように。現場以外のポジションも探していたところ、ちょうど2015年にMSFの日本事務局でイノベーション・ユニットを立ち上げるという話を聞き、飛び込んでみることに決めました。