海外派遣スタッフ麻酔科医
限られた薬剤・医療器材・設備の下、あらゆる年齢層の患者に対し、国境なき医師団のガイドラインに従い、外傷治療を中心としたさまざまな手術に臨機応変に対応します。そのため、現場での判断力と技術力が求められます。産科プロジェクトでは、帝王切開の麻酔業務を担当します。病棟での疼痛管理を含めた術前・術後回診や、重症患者に対する診察もします。また、麻酔業務だけでなく、現地スタッフへの指導や教育も重要な業務です。派遣期間の目安は6週間~です。
主な業務内容
- 外科医と連携して術前診察でリスク評価を行い、麻酔薬を決定。必要な薬と器材の準備、患者のモニタリングなど術中の麻酔に関する全業務を遂行
- 患者の回復室への移動や意識回復を確保し、鎮痛プロトコルを設定
- 体液管理、酸素モニタリング、気道管理、胸部理学療法、胸部可動などに関する指導
- 手術室・回復室での衛生ルール、手順、国境なき医師団(MSF)ガイドラインの実践と監督。麻酔用物資の監督(除染、消毒、保存環境など)。
- 医薬品や麻酔科器具の管理・発注
- チーム管理業務(採用、研修、業績評価など)
- 活動レポートの提出やデータ管理(患者ファイル、用紙、統計、データベースなど)

募集条件
- 求める人物像に記載されている資質を参照
- 麻酔科専門医資格
- 新人などへの指導や教育業務の経験
- 英語またはフランス語で業務ができること
- 熱帯医学の知識または臨床経験
- 離島やへき地、途上国など人材や資材に限りがある環境での臨床経験
- 災害医療、マスカジュアリティー・マネジメントの臨床またはトレーニング参加経験
- ICU、救急など麻酔科以外の臨床経験
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