中央アフリカ共和国:避難民キャンプの治安悪化で医療活動を大幅縮小

2014年01月03日掲載

中央アフリカ共和国の首都バンギの空港におかれた避難民キャンプで、年末の2日間に銃撃戦が起き、2人の小さな子どもが命を落とし、40人の負傷者が国境なき医師団(MSF)の仮設診療所に運び込まれた。MSFは約10万人が避難する同キャンプで唯一の医療提供者だが、治安の悪化を受け、同地での医療活動の大幅縮小を決定した。

現在、空港内のMSF医療チームは、最小限の構成で、容態の深刻な患者、および他の医療施設に救急搬送が必要な患者に限定して対応を行っている。

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武力衝突を避け約10万人が避難するバンギ空港(2014年1月2日撮影) 武力衝突を避け約10万人が避難するバンギ空港
(2014年1月2日撮影)

また、MSFは同避難民キャンプで、2ヵ所の仮設診療所の新設、はしかの予防接種および栄養治療プログラムの開始を含む活動の拡大計画を一時的に保留した。

MSFは同避難民キャンプで、1日平均約500件の診療、100件の包帯交換や消毒、7件の分娩介助を行ってきたが、医療援助活動の再開には治安の向上が不可欠となっている。MSFはバンギ市内の2ヵ所の病院と、他の2ヵ所の避難民キャンプでの医療援助活動は継続している。

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