『エンドレスジャーニー ~終わらせたい、強いられた旅路~』 広報キャンペーンを開始——生きるために移動を強いられた人びとに焦点

2019年11月01日掲載

紛争や迫害、暴力や貧困によって住まいを追われ、難民や国内避難民となる人が世界で戦後最多の7000万人を超え(※)、移民を含めるとさらに多くの人びとが安全な生活を求める移動を強いられています。国境なき医師団(MSF)日本は、生きるために移動を強いられた人びとの現状とMSFの医療援助活動についての理解促進を目的に、広報キャンペーン「エンドレスジャーニー ~終わらせたい、強いられた旅路~」を本日より開始します。

本キャンペーンでは、多くの難民や移民が危険な移動を強いられている、地中海、アフリカのチャド湖周辺、中東シリア、バングラデシュに避難するロヒンギャ、中米の5つの人道危機を取り上げます。"強いられた終わりの見えない旅路「エンドレスジャーニー(Endless Journey)」を終わらせたいというメッセージ「エンドディスジャーニー(End This Journey)」"を共通コンセプトに、動画、特設ウェブサイト、展覧会イベントを通じて、情報発信していきます。

  • 国連難民高等弁務官事務所 グローバル・トレンズ2018年レポート

動画・特設ウェブサイト:
「エンドレスジャーニー ~終わらせたい、強いられた旅路~」

公開日:2019年11月1日(金)

動画について:
「エンドレスジャーニー」というエキゾチックな響きの看板に惹かれて不思議なお店に迷い込んだ男女が、世界各地で生きるために移動を強いられている人びとの現状を学んでいく動画。MSFの医師として実際の現場で医療援助活動してきた日本人外科医(田辺康医師)が店主役で出演・解説します。

特設ウェブサイトについて:
難民・移民の問題に関心のない層にも見てもらうため、「エンドレスジャーニー」から想起される美しい風景写真を入り口に設置。しかし難民らが生きるために強いられた危険な旅が、まさにそうした場所で起きていることを物語形式で表現しています。5つの人道危機を取り上げ、人びとが直面している過酷な現状を解説します。

<特設ウェブサイトイメージ>

展覧会イベント:
「エンドレスジャーニー展 ~終わらせたい、強いられた旅路~」概要

会期:2019年12月18日(水)〜22日(日)11:00-20:00(最終入場時間19:30)
会場:アーツ千代田 3331/1階メインギャラリー(東京都千代田区外神田6-11-14)
入場料:無料

展覧会チラシデータ

<イベント会場イメージ>

    展覧会イベントの主なみどころ:
  • 地中海、アフリカ/チャド湖周辺、シリア、ロヒンギャ、中米の難民・移民に焦点を当て、強いられた旅路をなぞる展示、各地が抱える医療ニーズを紹介
  • テント式手術室や四輪駆動車など実物を展示し、活動地をリアルに再現
  • 人びとが生きるために使用していた道具や直筆の絵の展示
  • MSFに寄せた詩人の谷川俊太郎氏の書き下ろし作品と、美術作家の諸泉茂氏のコラボレーション展示
  • 作家・クリエーターのいとうせいこう氏やフォトジャーナリストの渋谷敦志氏、MSFスタッフによる各種トークイベントやワークショップを開催
  • 報道陣向け内覧会を12月17日(火)午後に予定しています。お問い合わせ先までご連絡ください。
  • 関連イメージ画像はダウンロードしてご利用いただけます(11月13日まで有効)

国境なき医師団について

国境なき医師団(MSF)は、紛争や災害、貧困などによって命の危機に直面している人びとに医療を届ける国際的な民間の医療・人道援助団体。「独立・中立・公平」を原則とし、人種や政治、宗教にかかわらず援助を提供する。活動資金の95%が民間からの寄付によって支えられ活動の自由を担保している(2018年)。医師や看護師をはじめとする海外派遣スタッフと現地スタッフの合計約4万7000人が、世界70以上の国・地域で活動。1999年にノーベル平和賞受賞。MSF日本は1992年に設立。2018年には106人を27の国と地域に延べ148回派遣。活動地へ赴くスタッフは通年採用している。

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