ウガンダ:紛争で村を追われて——コンゴ人難民
2013年08月12日掲載
コンゴ民主共和国の北キブ州では、今なお紛争が続き、多くの人びとが故郷を追われて難民となっています。隣国ウガンダには推計5万人が避難しているとみられます。難民キャンプは急増する人口に対応しきれておらず、水や衛生設備の不足が懸念されています。国境なき医師団(MSF)が援助活動を行っている難民キャンプの現状を写真でお伝えします。
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© Andres Romero/MSF
コンゴ民主共和国北キブ州のカマンゴ村で抗争があり、約5万人がウガンダに避難した
国境なき医師団(MSF)は、ウガンダ・ブンディブギョ近郊の一時滞在キャンプに滞在している1万7000人と、国境沿いの難民を対象に援助活動を展開している
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© Andres Romero/MSF
人びとはブブクワンガ一時滞在キャンプに数日~数週間滞在し、常設キャンプへと移る
滞在者には調理器具、貯水容器、石けんなどの必需品も配給されている
ただ、滞在環境の整備は遅々として進まない
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© Andres Romero/MSF
多くの人が、手持ちの材料や支給されたビニールシートを使った手作りの仮設テントで過ごしている
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© Andres Romero/MSF
主な懸念事項の1つが飲み水の不足だ
貯水タンクと袋状タンクが到着すると、飲用、洗濯用、清潔の保持など、生活全般のために1人あたり1日約15リットルの給水が可能になる予定
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© Andres Romero/MSF
衛生設備の不足も懸念されている
病気の流行リスクを最低限にとどめるため、水道の設置とトイレの増設が必要だ
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© Andres Romero/MSF
MSFが活動するブブクワンガの医療施設
ベッド数は分娩台10床を含む20床で、1日平均2件の分娩がある
中程度および重度の栄養失調児130人もここで治療を受けている
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© Andres Romero/MSF
1日200~250人の患者を診療、主な病気は呼吸器感染症、マラリア、下痢だ
生後9ヵ月~15歳の子ども7000人を対象としたはしかの予防接種も間もなく完了する
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