ナイジェリア:避難民キャンプへの爆撃を強く非難

2017年01月19日掲載

避難民キャンプへの爆撃で少なくとも52人の命が奪われた 避難民キャンプへの爆撃で少なくとも52人の命が奪われた

ナイジェリア北東部ボルノ州ランで1月17日、国内避難民キャンプがナイジェリア軍による空爆を受け、少なくとも120人が負傷、52人の命が奪われた。避難民キャンプには過激派組織「ボコ・ハラム」の暴力を逃れた人びとが身を寄せていた。

爆撃により負傷した子ども 爆撃により負傷した子ども

MSFオペレーション・ディレクターのジャン=クレマン・カブロル医師は、「極度の暴力を逃れて来た無力な人びとへの今回の大規模攻撃に愕然とするとともに、許せない思いです。民間人の安全は尊重されなくてはなりません。救急処置の必要な生存者の陸路ないし空路による医療搬送を妨げないよう、MSFはこの紛争の全当事者に強く求めます」と訴える。

ランのMSF施設では現在複数の医療チームが負傷者に応急処置を提供。周辺地域の他の医療チームや外科チームも搬送されて来る患者の治療に備えている。

爆撃が行われた当時、国境なき医師団(MSF)は、キャンプ内で子どもに対するはしかの予防接種と栄養失調のスクリーニング、および一般診療を行っていた。MSFのスタッフに爆撃による被害者はいないが、MSFと協力してキャンプ内で活動していたカメルーンの水・衛生管理業者のスタッフ3人の命が奪われた。

爆撃直後のキャンプ内の様子とMSF緊急対応活動責任者ユーグ・ロベールの話(1月17日)

MSFのナイジェリアにおける最初の活動は1996年。現在は、国内でも立ち入りの難しい地域で任務に携わる数少ない団体の1つとなっている。

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