息子をコレラに奪われた母 幼い双子まで・・・予防と治療で防げるはずなのになぜ?

2019年06月18日掲載

簡単に治療できるはずの病気で、尊い命が失われていく国がある——。紛争が続く中東のイエメンでは、2019年1月から3月にかけ、国境なき医師団(MSF)の治療センターでコレラの症例が激増した。 

戦闘の影響で、治安も経済も悪化し、物資の不足や燃料の高騰が続いている。具合が悪くなって病院に行きたくても、人びとには交通手段がない。また、病院自体が機能していなかったり、開院していても医療物資が足りなかったりする。

コレラはすぐに治療をすれば回復できる病気だ。また、ワクチンで効果的に予防もできる。それなのに、紛争下にあるイエメンでは「当たり前」の治療と予防が受けられずにいる。 

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