「おいぢぐない~」 しかめっ面の赤ちゃん でもマラリアだって怖くないぞ
2018年08月21日しかめっ面の赤ちゃん。
お母さんから、何やら薬を飲まされています。
紛争から逃れた避難生活では、インフラや住環境整備が不十分。
特に雨季の時は、水たまりによって感染症を広める蚊が発生しやすくなります。
高まる感染症のリスク。
「赤ちゃんの笑顔を守りたい!」
国境なき医師団(MSF)が取り組んだ予防対策とは。
ナイジェリア・ラン 国内避難民キャンプ
ナイジェリア北東部・ボルノ州にあるキャンプ。ナイジェリア軍とイスラム過激派組織「ボコ・ハラム」の紛争により、ボルノ州では約170万人の国内避難民がいる。
ランでは、ボコ・ハラムなどから逃れた人びと約4万人が避難生活を送る。だが2017年、ボコ・ハラムを狙ったとするナイジェリア軍の爆撃に遭い、多数の避難民が死傷した。爆撃当時、MSFが予防接種や診療などをしていたところだった。