「水も食糧もない」南スーダン緊急事態

国境を越えて届ける援助にご協力ください。皆様一人ひとりのご支援が、命の危機に直面している人びとを救う大きな力となります。

  • 今回の寄付をする
  • 毎月の寄付をする

国境なき医師団への寄付は寄付金控除の対象となります。

2011年7月にスーダンから分離独立し、世界で一番新しい国となった南スーダンでは、現在もさまざまな危機が続いています。その1つ、北部の国境地域では、スーダンから空爆と食糧危機を逃れてきた人びとが集まる難民キャンプで現在も過酷な状況が進行中で、援助の継続的な拡大が求められています。

■荒野の小さな村に何万人もの難民が到着

多数の難民が到着しているという情報を得て、国境なき医師団が南スーダン北部の国境地帯に向かったのは、2011年11月下旬のこと。人びとは空爆から避難してきたと話し、多くの人が疲れ切り、感染症や栄養失調を発症していました。

■「空爆から逃げ、8日間歩いてきました」

難民の1人、50歳の男性はスタッフに次のように話しました。

「飛行機が見えて、私たちの村は爆撃を受けました。道路を8日間歩きつづけました。同じように歩いていく人が長い列をなしていました。この村には3日前に着きましたが、持ってきたわずかな食べ物も尽きてしまい、数日間何も食べていません」

■難民キャンプで死亡率が“緊急事態”基準の2倍に

安全を求めてたどりついたはずの地でも難民は危機に直面しました。難民キャンプの1つで国境なき医師団が7月中旬に行った調査の結果、1日に5歳未満の子ども1万人あたり4人が死亡していました。これは、通常こうした難民キャンプで「緊急事態」の水準とされる数の2倍にあたります。死因の大半は、水や衛生設備の不足による下痢やその他の感染症でした。

■「濡れていない場所で暮らしたい」

劣悪な生活条件に拍車をかけたのは例年6月からこの地域を見舞う雨季。連日の雨でキャンプは水浸しになり、生活のため泥水をくんで使う人もいました。

5人の子とともに半年間、難民キャンプで暮らしてきた55歳の男性、シェイク・オスマンさんは、下痢や咳、熱を発症した子どもたちが心配だと語りました。

「ベッドの下は水浸しで、子どもは身体が冷えて体調を崩しています。地面が濡れていない場所に移りたい」

■危機はいまも続いています

国境なき医師団は各キャンプで診療所のベッド数を増やし、水供給設備とトイレの増設など援助拡大の努力を懸命に続け、現在までに難民の死亡率を大幅に低下させることができました。しかし、患者の主な死因は依然として下痢など水因性の感染症や呼吸器疾患であり、それに加えてマラリアが急増しています。洪水で陸路が閉ざされ、援助物資、医薬品、食糧の輸送が滞る中、毎週新たに数千人の難民が到着しつづけています。

国境を越えて届ける援助にご協力ください。皆様一人ひとりのご支援が、命の危機に直面している人びとを救う大きな力となります。

  • 今回の寄付をする
  • 毎月の寄付をする

国境なき医師団への寄付は寄付金控除の対象となります。

私たちは国境なき医師団です 自然災害や、貧困、紛争などで命の危機に直面している人々に直接医療を届けています。

1999年ノーベル平和賞

国境なき医師団は、1971年にフランスで設立された、非営利で国際的な民間の医療・人道援助団体です。
ボスニア、ソマリアなどの紛争地や、感染症がまん延する地域、ハイチ大地震や東日本大震災などの自然災害の被災地で、緊急医療援助活動を行ってきました。
活動資金のほとんどを民間からの寄付でまかなっており、独立・中立・公平の原則に基づく人道援助活動が評価され、1999年にはノーベル平和賞を受賞しました。
世界70の国と地域で、日本人医師や看護師をはじめとする3万6000人以上のスタッフが、援助活動を行っています(2011年度)。

皆様からの寄付でできること

  • 3,000円で、はしかの予防接種×子ども170人 170人の子どもたちに、難民キャンプで流行するはしかの予防接種を行うことができます。
  • 5,000円で、水の消毒×100万リットル 1万人の人びとが5日間生活するのに最低限必要な、100万リットルの水を消毒できます。
  • 10,000円で、マラリア感染検査×200人 200人にマラリア感染の検査を行えます。雨季に入った難民キャンプでは、マラリアが命取りとなります。
  • 毎月1,500円で、栄養治療食(RUTF)×毎月45食 栄養失調の子どもたちに、毎月45食の栄養治療食を提供できます。15人の子どもたちの1日分にあたります。

今を救う「今回の寄付」、未来を支える「毎月の寄付」寄付には2つの方法があります。皆様からのあたたかい支援は大きな違いにつながります。武力紛争や、自然災害、感染症や栄養失調など、生命の危機に直面した人びとに直接医療を届けることが、私たちの使命です。

「今を支援する」任意の金額で今回のみ寄付をする
今回の寄付をする
「未来を支援する」1日50円からできるサポート
毎月の寄付をする

お問い合わせ資料請求は0120-999-199 通話料無料(9:00~19:00 無休)携帯電話、PHSからもつながります。国境なき医師団への寄付は寄付金控除の対象となります。いただきました寄付は、国境なき医師団が世界各地で行っている緊急医療援助活動に充てられます。

ページのトップへもどる

国境なき医師団ホームページへもどる