人生の最後に思いを託す。国境なき医師団へ遺贈をお考えの方に。 人生の最後に思いを託す。国境なき医師団へ遺贈をお考えの方に。

近年「法定相続人がいない」「社会への恩返しがしたい」などの理由で、遺産の寄付を望む方が増えています。
その方法として選ばれているのが、遺言によって自身の財産を特定の個人や団体に与える「遺贈」です。
国境なき医師団では、遺贈という形で託された尊い遺志を、医療・人道援助活動を通じ多くの命につないでいます。

その遺志が、誰かの未来に。~支援者たちの想い~ その遺志が、誰かの未来に。~支援者たちの想い~

  • 優しかった友人のこころを継いで… 開く

    東京都 60代女性 M様

    ©Shiho Fukada/Panos

    数十年来、姉のように慕ってきた友人は、長くいけばなの先生をしながら、ピアノ、小唄、お三味線などの習い事を続けていた素敵な女性でした。また、海外に住んでいたこともあるせいか、貧しい国々のことに興味をもち、寄付なども積極的に行っている人でした。そんな友人が、闘病の末、73歳のときにガンで帰らぬ人となったのです。私はお子さんがいなかった彼女から財産を相続したのですが、医療スタッフに最期まで感謝し、子どもや女性に強い思いを持っていた友人の意志を尊重して、その一部を国境なき医師団に寄付することにいたしました。彼女の気持ちが未来につながっていけばと願っております。

  • 医療の世界で役立ててほしい 開く

    東京都 50代女性 H様

    ©Sami Siva

    遺贈に関心を持ったきっかけは、私自身にガンの転移が見つかったことでした。当時、終活をしており、自分亡きあと、持ち物をどうしようかと考えた時にこれまで恩恵を受けてきた医療の世界に寄付できたら…と思いました。自分なりに色々調べた結果行きついたのが、以前から少なからず関心を持っていた国境なき医師団でした。そして国境なき医師団の皆さんの、医療が届かないところへ自分の命も顧みず出て行く活動を知り、本当にすばらしいと感じました。私にはその様な事が出来ないので遺贈という形でお薬代にして頂いたり、お医者様の活動のお役にたつ事ができれば嬉しいです。

取り戻された笑顔のストーリー  ~活動地から~ 取り戻された笑顔のストーリー  ~活動地から~

「必要なのは兵士でなく医師」880グラムで生まれた赤ちゃん ©Maki Okubo/The Asahi Shimbun

あなたの志を未来に繋ぐ~現地スタッフの想い あなたの志を未来に繋ぐ~現地スタッフの想い

ありがとう。あなたの応援が私たちを前進させます。

  • ©MSF

    上野麻実助産師

    現地助産師指導のためアフガニスタンへ。

  • ©MSF

    安藤恒平外科医

    ナイジェリアで交通外傷や銃創などの救急外科治療。

  • ©MSF

    小林さより小児科医

    南スーダンの難民キャンプで子どもたちを診療。

  • ©MSF

    安西兼丈外科医

    イエメンで爆傷などの緊急手術に対応。

政治的な立場に左右されず、中立な立場で紛争地まで医療を届ける。
これができているのは、個人の皆さんからの寄付があるからです。
生まれた場所、生きている場所が違うだけで、苦境にある人びとに、皆さんの想いを必ずつなぎます。
どうか、私たちに未来を託してください。

遺贈はこんな形で役立てられています 遺贈はこんな形で役立てられています

  • マウスオーバーすると役立てられている「形」をご確認だけます。
  • 10万円 栄養治療食 開く

    10万円 栄養治療食 10万円 栄養失調の子どもたちに栄養治療食を3,000食提供 ©Andrea Bussotti/MSF 10万円 栄養失調の子どもたちに栄養治療食を3,000食提供 ©Andrea Bussotti/MSF
  • 50万円 貯水タンク 開く

    50万円 貯水タンク 50万円 水道や下水のないエリアで生活用水を貯めるタンクを一基購入 ©Roger Job 50万円 水道や下水のないエリアで生活用水を貯めるタンクを一基購入 ©Roger Job
  • 200万円 マラリア治療 開く

    200万円 マラリア治療 200万円 2,400人の患者にマラリア治療を提供 ©Yann Libessart/MSF 200万円 2,400人の患者にマラリア治療を提供 ©Yann Libessart/MSF
  • 1,000万円 スタッフ輸送車両 開く

    1,000万円 スタッフ輸送車両 1,000万円僻地に医師や薬剤を届ける専用車両4台 ©Lee Butler/MSF 1,000万円僻地に医師や薬剤を届ける専用車両4台 ©Lee Butler/MSF
  • 7,000万円 緊急設置病院R.D.S.U 開く

    7,000万円 緊急設置病院R.D.S.U 7,000万円9張の膨張式テントからなる緊急設置病院R.D.S.Uをまるごと設置 ©Beatriz Sierra Cuerva/MSF 7,000万円9張の膨張式テントからなる緊急設置病院R.D.S.Uをまるごと設置 ©Beatriz Sierra Cuerva/MSF

国境なき医師団では、医療が届かない国や地域での外科治療や母子保健・産科医療の提供、栄養治療などのほか、子どもたちへの予防接種提供、心的外傷を負った人びとへの心理・社会的治療等幅広い医療活動を行っています。皆さまからの寄付は、こうした活動に生かされています。

遺言による寄付(遺贈)の流れ 遺言による寄付(遺贈)の流れ

1.遺贈の意思決定・遺言執行者の決定(遺贈者ご本人様)2.遺言書の作成(遺贈者ご本人様)3.遺言書保管期間中(遺贈者ご本人様)4.ご逝去・遺言執行者への連絡(ご家族、ご友人等、専門家など)5.遺言書の開示と遺言執行(遺言執行者)6.国境なき医師団より領収書と感謝状を発行(国境なき医師団) 1.遺贈の意思決定・遺言執行者の決定(遺贈者ご本人様)2.遺言書の作成(遺贈者ご本人様)3.遺言書保管期間中(遺贈者ご本人様)4.ご逝去・遺言執行者への連絡(ご家族、ご友人等、専門家など)5.遺言書の開示と遺言執行(遺言執行者)6.国境なき医師団より領収書と感謝状を発行(国境なき医師団)

よくある質問 よくある質問

  • Q 「遺贈」について詳しく教えてください。 開く

    A

    遺言によって、ご自身の財産の一部またはすべてを、特定の個人や団体に与えることを「遺贈」といいます。ご自身の死後、遺言執行者によって寄付が実行される点が通常の寄付との大きな違いです。遺言書の中で、寄付額とともにこの遺言執行者(弁護士などの専門家でも可)を定めておく必要があります。

  • Q 誰に相談すればいいですか? 開く

    A

    遺言書の書き方、手続きなどに一定の決まりがあるため、弁護士、税理士、司法書士、行政書士、信託銀行などの専門家にご相談されることをおすすめいたします。国境なき医師団でも、過去の遺贈寄付事項などをまじえたご案内をさせて頂くことが可能です。

    ご相談可能な窓口の例

    • お問い合わせ時には、国境なき医師団に遺贈を検討されている旨お伝えください。
    • 三井住友銀行 0120 - 338 - 518(9:00~17:00/平日のみ)
    • 日本弁護士連合会 0570 - 783 - 110(お近くの弁護士会の相談センターに繋がります)
  • Q 遺贈寄付はいくらから可能ですか? 開く

    A

    遺言による寄付というと、大きな金額をイメージされる方が多いようですが、金額の多寡は自由です。財産の一部だけを寄付することも可能です。

  • Q 「おひとりさま」の遺贈はどうしたらよいですか? 開く

    A

    配偶者や子・孫、ご両親・ごきょうだいもない、いわゆる「おひとりさま」からのご相談が増えています。甥や姪もなければ法定相続人はゼロとなり、最終的に遺産は国庫に寄贈されることになるため「それよりは社会に役立てたい」と遺贈を検討される方が多いようです。この場合も弁護士や税理士などの専門家、専門機関にご相談ください。

  • Q 遺産の寄付をしたいけれど、遺贈以外の方法はありますか? 開く

    A

    「老後も心配だし、遺贈はすぐには実行しにくい」という方には、信託銀行を利用した特定寄付信託という仕組みをおすすめしています。信託銀行に資金を預けて運用するものですが、その収益は元本とともに毎年一定の割合で寄付指定先(国境なき医師団)に寄付されます(契約者ご本人が元本の3割以内を毎年年金のように受け取ることも可能)。そして信託期間中に契約者ご本人が亡くなった場合、残額はすべて指定先への寄付となります。
    その他、ご遺族によって行われる相続財産の寄付などの方法もあります。お気軽にお問い合わせください。

遺贈寄付についてご検討・ご相談を希望される方へ 遺贈寄付についてご検討・ご相談を希望される方へ

「遺贈寄付」や「国境なき医師団」についての詳しい資料をお送りします。また、遺贈寄付担当者が直接、お電話でご相談をお受けすることも可能です。

資料をご希望の方、ご相談をご希望の方は、お電話で以下の遺贈寄付担当者直通電話またはコールセンターまでご連絡いただくか、お問合せフォームよりご連絡ください。担当者より折り返しご連絡いたします。資料およびご相談は全て無料ですので、ご安心ください。

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遺贈寄付担当者直通

03-5286-6430

平日 10:00~17:00

コールセンター0120-999-199

平日 9:00~18:00

※「遺贈寄付ページを見た」とお伝えください。

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※ご回答には数営業日を要しますのでご了承ください。

国境なき医師団とは・・・ 国境なき医師団とは・・・

MEDECINS SANS FRONTIERES 国境なき医師団

国境なき医師団(Médecins Sans Frontières=MSF)は、 1971年にフランスで設立された非営利で国際的な民間の医療・人道援助団体であり、紛争や災害、貧困によって命の危機に瀕している人びとへの緊急医療援助活動を行っています。活動資金のほとんどを民間からの寄付でまかなうことによって独立・中立・公平の立場を守り、1999年にはノーベル平和賞を受賞しました。2015年には、世界約70の国と地域で3万8000人以上のスタッフが援助活動を行いました。