危険な液体に手を伸ばし……【国境なき医師団】

2018年6月号

いつも国境なき医師団（MSF）の活動をご支援くださいまして、ありがとうございます。
MSF日本の取り組みや財務状況をまとめた『2017年度版活動報告書』が発行されました。モバイル端末でも読みやすいe-book形式で公開していますので、ぜひご覧ください。また、6月30日（土）には『世界報道写真展2018』とMSFの連携企画としてトークイベントが開催されます。詳しくは「事務局からのお知らせ」でご案内しています。皆さまのご来場を心よりお待ち申し上げております。

最新活動ニュース


	「道路に死体が折り重なっていた」――危険と隣り合わせの"世界最年少の国"に生きる人びと

町中の道路に遺体が折り重なっていた……。戦闘を逃れた一家がたどり着いた先は、国連基地でした。しかし、安全を求めて避難した保護区でも、暴力や感染症の脅威が命を脅かしています。

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	お風呂で危険な液体に手を伸ばし……口が開かなくなった少年が笑顔を取り戻すまで

住み慣れた家の中でも、子どもの事故は起こります。イブラヒム君は浴室にあった液体を飲んでしまいました。MSFの治療を受け、少しずつ笑顔が戻っています。

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	早起きして子ども6人の世話お母さん看護師は「小さな命を救うため」きょうも職場へ

ナイジェリアで働くフィロメナは、栄養失調児の看護をしています。命を支える看護師は、大変だけど「素敵な仕事」。健康を取り戻した子どもたちの姿に力をもらい、誇りを持って働いています。

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	奪還後のシリアに残る地雷。同僚も犠牲に……：真山　剛

過激派組織「イスラム国」から解放されたラッカで活動した真山医師（救急医）。いまなお町に残る地雷や仕掛け爆弾で多くの民間人が負傷し、同僚の現地スタッフも命を落としました。

＞真山剛医師の体験談を読む

THANK YOU!! あなたの寄付で、できたこと

ポニ・ベティさんは、南スーダンのMSFの修理工場で唯一の女性メカニック（整備士）。5歳の息子さんは、お母さんが車を運転するのが嬉しくて、将来はメカニックになりたいのだそう。ポニさんが修理する車は、南スーダン各地のMSFの活動で活躍中。「国の人びとのために貢献できるやりがいを感じています」。

事務局からのお知らせ

『国境なき医師団日本 2017年度版活動報告書』公開しました！

1年間の活動内容と財務の詳細を網羅した報告書。写真やグラフィック満載の電子ブックでご覧いただけます。私たちの活動と資金について、透明性をもって皆さまにお伝えする報告書です。ぜひご覧ください。

＜トークイベント＞ 6月30日（土）：世界報道写真展2018　連携企画～人道危機の現場で、人々に寄り添うこと～

「世界報道写真展2018」との連携企画として、フォトジャーナリストの安田菜津紀さんと渋谷敦志さんをゲストに迎え、MSFスタッフとのトークイベントを東京都写真美術館（恵比寿）にて開催します。聴講は無料（世界報道写真展の展覧会チケットが必要）、先着各50名（当日10時より整理券配布）。

寄付・支援

活動資金の9割が皆さまの寄付。今後ともご支援よろしくお願いいたします。

3,000円で　はしかの予防接種120人分を購入できます。

10,000円で　栄養失調の治療食300食分を購入できます。

毎月1,500円で　清潔な飲料水を毎月63人分用意できます。

※ 外国為替による変動があります。

未来へ遺す。命は続く。遺産の寄付

ご自身の財産や相続財産を有意義に活用するために、MSF日本への寄付を選ばれる方が増えています。寄付していただいた遺産は非課税扱いとなります。

＞詳しくはこちら

国境なき医師団への寄付は寄付金控除の対象になります。詳しくは、こちらから。
控除の申告に必要な領収書については、こちらから。

国境なき医師団は活動と財務の透明性と説明責任を重視し、監査法人による厳正な監査を経た「会計報告書」を含む『年次活動報告書』を公式サイトにて公開しています。

読者アンケートのお願い

MSF日本では、活動についてより分かりやすくお伝えするために情報発信の改善をはかっています。ぜひアンケートにご協力ください。アンケートの所要時間は5分程度です。ご協力いただいた方の中から抽選で5名様にMSFオリジナル手帳を差し上げます。

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