国境なき医師団
 

ハイチでマグニチュード7.2の大地震
緊急援助を拡大中
日頃より、国境なき医師団(MSF)にご関心をお寄せくださり、ありがとうございます。
8月14日に、マグニチュード7.2の大地震に襲われた中米ハイチ。南西部の地域では病院を含む多くの建物が倒壊し、2200人もの人が亡くなり、1万2000人以上もの人が負傷したと報告されています(2021年8月22日現在、現地当局発表)。16日には熱帯低気圧「グレース」が直撃し、大雨や突風の影響で、避難場所の確保などがいっそう困難になっています。
MSFは地震発生後、数時間のうちに被災地に駆けつけ、建物の崩壊などに巻き込まれて負傷した人びとの治療などを直ちに開始しました。また被害の甚大さから、先週末には、医療スタッフや水と衛生の専門家らを追加で派遣するとともに、仮設のテント病院用の資材、医薬品、清潔な水といった100トンもの救援物資を貨物機で輸送し、援助活動を拡大しています。


ハイチ地震に緊急対応中
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国境なき医師団への寄付は、税制優遇措置(所得税控除)の対象となります。


家が倒壊し、道は瓦礫だらけ……レカイの町の状況は衝撃的でした」
そう話すのは、地震が起こった日に被災地入りしたMSFの外科医です。「土砂によって道路が塞がれてていたため、西部の町ジェレミーにはヘリコプターを使い、やっとのことで向かうことができました。支援に入った町の病院では、週末じゅう患者さんが途切れず、夜中まで緊急手術が続きました」と、被害の甚大さを訴えます。
南西部のグランダンス県、ニップ県、南県では、被災した病院が多いことから、何とか稼働できている病院に患者が殺到し、医療物資や医薬品の不足が続いています。
MSFは病院で人や物資を支援し救命活動を行うとともに、首都ポルトープランスのMSF病院でも被災地からの患者を受け入れ、治療を続けています。また、同様に被害が出ている、医療の届きにくい遠方の地域では移動診療を行うなど、一人でも多くの人を助けられるよう、最善を尽くしています。


倒壊した自宅の下敷きになったメルシエさん。何とか救出され、現在は首都にあるMSF病院で治療を受けているが、3人の子どもは亡くなってしまった

1人でも多くの命を助けるためには
一刻の猶予もありません。
あなたの力を貸してください。

あなたの寄付でできること
3000円で126人に清潔な水を提供できます
5000円で基礎医療を200人に提供できます
30000円で麻酔を10回分提供できます
※寄付でできることの一例です。外国為替による変動があります。


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MSFのハイチでの初動について、詳しくはこちらから

※世界各地で緊急事態が続いており、すでにご協力いただいた支援者の皆さまには重ねてのお願いになりますことをお詫び申し上げます。

特定非営利活動法人 国境なき医師団日本
http://www.msf.or.jp/
〒162-0045 東京都新宿区馬場下町1-1 FORECAST早稲田FIRST 3階
TEL:0120-999-199 (通話料無料/平日9:00-18:00/土日祝日・年末年始休業)
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