国境なき医師団
 
【特集】10年終わらぬシリア内戦
避難1300万人の危機
10年終わらぬシリア内戦避難1300万人の危機
左/激しい空爆を受け、壊滅的な被害を受けた東アレッポにある病院
右/多くの医療施設が破壊されたため、国境なき医師団の病院には患者が絶えない
日頃より、国境なき医師団(MSF)にご関心をお寄せくださり、ありがとうございます。
シリアの人びとが突然、日常を奪われてから10年。世界で最も多くの避難民を生み出したシリアの内戦は、”第二次世界大戦後、最悪の人道危機”を引き起こしたといわれます。いまも内戦は終結せず、人びとは終わりのない苦しみの中にいます。
この10年で、シリア国内の医療体制は崩壊。国境なき医師団(MSF)は2011年からシリア周辺国で避難民の人びとへの援助を開始し、翌2012年から今日まで、シリア北部で命の危機にある人びとに医療を届けています。
私たちMSFができることは、医療・人道援助の継続とともに、過酷な状況にある人びとの現実を、より多くの日本の皆さまにお伝えすること――。その思いで、このたび、シリア内戦10年の特集ページを公開しました。
ぜひお読みになり、私たちと共にシリアの人びとを支える力になってください。
>特集ページはこちら
【動画】シリア内戦 この10年で何が?
【動画】シリア内戦 この10年で何が?
2011年、民主化デモを政府側が武力で抑え込もうとしたことをきっかけに、シリアは内戦状態へと陥っていきました。この10年、何の罪もない市民に降りかかったこと、そしてMSFの活動とは? 約1分半の動画で、ぜひご確認ください。
>動画を見る
人びとの”希望”となるために――
シリアで奔走した日本人スタッフの物語
人びとの”希望”となるために――シリアで奔走した日本人スタッフの物語
戦禍のシリアで、医療・人道援助活動に奔走した日本人がいました。いまはMSF日本の事務局長となった村田慎二郎です。北部の大都市アレッポの地域で、MSFの現地活動責任者として複数のプロジェクトを指揮した村田が、この時の困難と挑戦の道のりをつづりました。現在、第2話まで公開中。ぜひお読みください。
>連載「それでも、未来を信じて」を読む
5つの数字から知る
内戦がもたらした被害とは
人びとの”希望”となるために――シリアで奔走した日本人スタッフの物語
10年に及ぶ内戦によって避難を強いられた人は「1300万人」以上。この人数は、何と東京都の人口に相当します。このほか、栄養失調に苦しむ子どもの人数や、命を落とした医療者の数など、長引く内戦がもたらした被害を知る上で、見過ごしてはならない5つの数字をお伝えします。
>数字を知る
※画像出典:国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)と東京都ホームページ(2021年3月現在)
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