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落合厚彦(プロジェクト・コーディネーター)
2019年9月~2020年7月、イエメンで活動
4月以降、新型コロナウイルスの感染者が増えたイエメンで、MSFは保健省と連携して治療センターを開設しました。私は南部のイッブ県の施設の立ち上げ・統括を担当。日々、課題は尽きませんでした。
感染を恐れて治療センターで働くことを怖がる医療従事者が多く、人集めに苦労した上、やっと集まったスタッフは経験が不十分でトレーニングやサポートが必要でした。また入院患者のための医療用酸素が不足し、受け入れを増やせなかったことにも悩まされました。
紛争の影響で、イエメンではもともと圧倒的に医療が不足しています。国際社会全体で支えていく必要があることを忘れてはいけません。 |
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