国境なき医師団
 

レバノン:MSF、ベイルートでの爆発を受け医療援助を開始
爆発により、ベイルートの街は破壊され、ガラスや瓦礫に覆われてしまった。
爆発により、ベイルートの街は破壊され、ガラスや瓦礫に覆われてしまった。
日頃より、国境なき医師団(MSF)にご支援・ご関心をお寄せくださり、ありがとうございます。
8月4日、レバノンの首都ベイルートで起こった港湾倉庫の爆発。6日時点で死者は100人を超え、負傷者は5000人近くに上っています。多くの人びとが大切な人を失い、負傷し、住む場所を失ってしまいました。
MSFは爆発直後から支援を開始。オペレーション・マネジャーを務めるエマニュエル・マサーは、「レバノンでは、ここ数週間で新型コロナウイルス感染症の患者が増えており、患者対応が困難になった病院も出始めていました。また、これまで続いていた経済危機のため、医療を受けられない人びとも大勢いたのです。今回の爆発で、人びとの苦境はたった数秒でさらなる混沌に変わってしまいました」と訴えます。

負傷した3歳の少女とその父親
叔父にだっこされている少女は、MSFの活動拠点を訪れ、その後形成再建外科の手術を受けた。
MSFは、負傷者の治療に当たる医療機関に物資を提供するなどの支援を行っています。また、病院や医療体制のニーズを調査し、保健当局と連携しながら移動診療チームの派遣や病院での患者の受け入れ、心のケアなどをはじめとする新たな支援を検討しています。
活動の詳細はこちらをご覧ください:
レバノン:MSF、ベイルートでの爆発を受け医療援助を開始』(2020年8月7日掲載)
レバノンでの活動に関する続報がありましたら、MSFの公式ウェブサイトなどでご報告いたします。


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