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シリア危機 緊急援助活動 |
「シリアにはもう安全な場所などありません。
睡眠も食事もまともにとれないのです……」 |
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シリア国内を転々と避難し続ける女性たち。現在は8人で1部屋に暮らしている。8年の紛争の間、子どもや夫を殺されるなど、それぞれつらい過去を持つ。 |
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いつも国境なき医師団にご支援をくださり、誠にありがとうございます。 |
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2019年10月のトルコの軍事作戦によって、シリアの人びとは新たな命の危機に直面しています。隣国イラクへ緊急避難を強いられた人びとは45万人、2018年までに国外へ脱出し難民となった人の数は665万人※と言われており、医療援助の必要性は増す一方です。 |
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※出典:国連難民高等弁務官事務所グローバル・トレンズ2018年レポート |
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「シリア緊急援助」にご協力ください |

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【支援対象】から「シリア緊急援助」を選択してください。 |
※国境なき医師団日本への寄付は、税制優遇措置(寄付金控除)の対象となります。 |
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国外へ避難し難民キャンプで暮らす人びとの多くが、
不安を抱え心のケアを必要としています |
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「シリアにはもう安全な場所がありません。私は、睡眠も食事もきちんとできません。恐怖でもう戻りたくないのです。ロケット弾が家に当たる不安を抱えて、銃撃や爆発の音の中で眠らないですむ生活がしたいです」 |
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こう訴えるのは、シリア北西部から命からがらイラクへと逃れてきた男性です。国外へ脱出した665万人は、近隣のトルコやレバノン、ヨルダン、イラクなどの難民キャンプで生活しています。イラクにある難民キャンプでは鬱など心のケアを必要とする人が半数にのぼるといわれ、国境なき医師団は基礎医療とともに応急的な心のケアも開始しています。 |
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「人びとは将来を不安に感じて絶望しています。強制的に奪われてしまった家や仕事、家族、愛する人のことを考え続けています」。国境なき医師団で心のケアを専門としているブルーノ・プラダルは説明します。 |
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シリア国内に取り残された人びとは
爆撃にさらされ続けています |
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いまだ続く砲撃によって水道が破壊されたシリアの町では、負傷する危険のほかにも不衛生な環境のため感染症が流行する恐れもあります。国内で活動を続ける医師の話です。 |
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「患者、医療従事者、病院スタッフは心理的にも葛藤を抱えています。病院の上を爆撃機が通過するたびに私たちは異常なほどおびえます。命中するのではと建物を飛び出す者もいます。最悪の事態を恐れて安全な場所に数日間避難することもあります。しかし、仕事を何度中断されたとしても、全力をかけて救急外来で対応できるようにしています。地域の病院で数万人の人びとを診ています。緊急事態に備えて、私たちは彼らのためにここにいなければならないのです」 |
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国境なき医師団は、中立性を確保して
シリア緊急援助を継続しています |
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国境なき医師団は、シリア国内外での医療援助を行っていましたが、今年10月15日(現地時間)、外国人スタッフをシリア北東部から退避させるという苦渋の決断をしました。医療を必要とする人は増える一方ですが、安全確保が難しい環境では安定した医療提供ができません。
しかし、今も国内で活動を継続するシリア人スタッフに、国外から物資援助や医療技術トレーニングなどの遠隔サポートを実施しています。同時に、周辺国でのシリア人難民への治療や援助も継続しています。 |
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さまざまな国や勢力の利害が複雑化するシリアにおいて、国境なき医師団は完全な中立性を確保すべく、民間の皆さまからの寄付金のみを活動財源としています。
2019年、500件以上、約585万円(11月12日現在)のシリア緊急援助へのご支援をお寄せいただきました。ご協力くださった皆さまに、心より御礼申し上げます。もっと、一人でも多くの命を救うために、私たちにはさらなる資金が必要です。 |
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6,000円で |
負傷した人の外科手術
のために2回分の麻酔を
提供できます |
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10,000円で |
基礎医療を400人に
提供できます |
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15,000円で |
難民キャンプで必要な
清潔な水を630人に
提供できます |
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「シリア緊急援助」にご協力ください |

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【支援対象】から「シリア緊急援助」を選択してください。 |
※国境なき医師団日本への寄付は、税制優遇措置(寄付金控除)の対象となります。 |
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■寄付はゆうちょ銀行でも受け付けています。
口座記号番号:00190-6-566468
加入者名:特定非営利活動法人国境なき医師団日本
通信欄に「シリア緊急援助」とご記入ください。記入例やお支払方法はこちらをご覧ください
*ゆうちょ銀行での払込の場合は、年内に国境なき医師団日本に着金されたものが今年度分の寄付となります。その他、コンビニ、ペイジー、楽天Edy、auかんたん決済は、12月10日までにお支払完了したものが今年度分の寄付となります。 |
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特定非営利活動法人 国境なき医師団日本
http://www.msf.or.jp/ |
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〒162-0045 東京都新宿区馬場下町1-1 FORECAST早稲田FIRST 3階
tel:0120-999-199(平日9:00~18:00、土日祝日・年末年始休業/通話料無料 |
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