国境なき医師団
 
インドネシア・スラウェシ島地震・津波 緊急援助
へき地に取り残された被災者に医療を
 

いつも国境なき医師団(MSF)にご支援をお寄せくださいまして、誠にありがとうございます。
9月28日にインドネシア・スラウェシ島を直撃した地震と津波により、現地では1200人以上が亡くなり、多くの人びとが負傷しました。震災発生直後から医療ニーズの調査を行っていた国境なき医師団(MSF)の「緊急チーム」は、交通の寸断により援助の手が届きにくかったへき地に到達し、医療援助と給排水・衛生活動を本格的に開始しました。
震源に近い都市部のパル市でも多くの施設が倒壊する被害がありましたが、現在は医療が徐々に戻りつつあります。そこでMSFは、都市から離れた地域に緊急援助活動の焦点を当てています。現在は、パル市の南にある南ドロとシギ地域、さらにドンガラ県の西岸沿いに北へ向かう地域で、5万人以上の住民を対象に救急診療を行っています。


頭を負傷した4歳の男の子を治療するMSFの医師。
 

震災による負傷者の治療のほか、懸念されるのは、清潔な水の不足による、感染症の流行です。はしかや下痢、皮膚の感染症などの流行を確実に予防できるよう、MSFは政府の予防接種再開を支援し、調査やモニターも行う予定です。
水・衛生活動も開始しており、貯水タンクと水処理設備の設置なども進行中です。また今後、一般診療と産科の仮設クリニックの建設や、心理ケア活動も開始の予定です。
 
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