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いつも国境なき医師団(MSF)にご支援をお寄せくださいまして、誠にありがとうございます。皆さまのご支援こそが、私たちの活動の大きな力です。 |
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12月14日にMSFが発表した独自調査※の結果からは、ミャンマー西部ラカイン州でロヒンギャの人びとが直面してきた暴力被害の甚大さが明らかになりました。8月25日からの1ヵ月間で少なくとも9000人が死亡、そのうち6700人以上が殺害されたと見られます。暴力による死者のうち少なくとも730人は5歳未満の子ども。死因の内訳は、銃撃、焼き討ち、殴打、地雷……凄惨な暴力の状況が見えてきます。 |
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(※ロヒンギャの死亡率に関するMSF調査について、詳しくはこちらから。) |
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迫害から逃れ、バングラデシュにたどりつく人びとの波は続き、その数は約65万人にまで及んでいます。MSFは、難民キャンプで彼らの命を守る活動の拡大に、現在も全力で取り組んでおり、14万人以上に医療を提供しました。現地で活動したスタッフは、現地で見聞きした人びとの状況を「想像を絶するものだった」と話しています。その思いを、どうぞ聞いてください。 |
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