海外派遣スタッフの声

アフガニスタンの病院機能向上に従事: 八木千枝

ポジション
正看護師
派遣国
アフガニスタン
活動地域
ヘルマンド州
派遣期間
2010年7月30日~9月8日

なぜMSFの海外派遣に参加したのですか?

いろいろな国に行くことができ、いろいろな国の方と一緒に働くことができるからです

今までどのような仕事をしていたのですか? また、どのような経験が海外派遣で活かせましたか?

看護師です。
イギリスで4年間看護師として働いた経験があり、海外の方と一緒に働くことに違和感はありませんでした。さらに日本での経験で、予期しなかった出来事が起こっても冷静に対処することができました。また、日本の頑固な患者さんや上司のおかげで、アフガニスタンの方たちとも、我慢強く対応できたと思います。

今回参加した海外派遣はどのようなプログラムですか?また、具体的にどのような業務をしていたのですか?

現地スタッフと。

アフガニスタンの病院全体の機能向上が私のチームの目標です。私は、病院の衛生面の向上を目指し、1ヵ月間働きました。この病院では以前は、針、点滴のパック、お茶の残り、スイカ、さらには吐物、尿さえも一緒に、1つのごみ箱に捨ててありました。また、清掃担当の方を見ていると、トイレの便器も患者さんの部屋の床もすべて、洗剤も何もつけていないモップ1つでふいていました。そのため、ごみの分別、MSFの手順に沿った掃除の仕方を指導しました。

週末や休暇はどのように過ごしましたか?

週末は家から外出してはいけない決まりになっていましたので、家の中でずーっとスタッフの皆さんとDVDを見たり、インターネットで遊んだり、料理をして過ごしました。

現地での住居環境についておしえてください。

各自個室が与えられていました。壁に囲まれた敷地内に3軒の家があり、それぞれに何人かのスタッフが住んでいました。現地の警備員からは直接中が見えない構造になっており、髪の毛を出して過ごすことができました(現地の方の前では、スカーフをしないといけない決まりでした)。ですが、スカーフをしない場合、髪の毛をセットしなければならないので面倒になり、手ぬぐいを頭にかぶって過ごしていました。

シャワーとトイレは共同で、11人に対し2つでしたが、けんかになることもなく快適でした。

食事はアフガニスタンの料理でしたが、とてもおいしく、料理が趣味のスタッフもいたので満足でした。

1ヵ月のうち3度ほど、機関銃の音がマーケットの辺りから聞こえてきていました。しかし、住居の壁が高く、また、MSFのセキュリティ担当者が頼りになったので、それほど不安にはなりませんでした。コーランが毎日何度か聞こえてくるのですが、風情があってよかったです。シャンプーが切れてしまったとき、自分でマーケットに行くことができないため、現地のスタッフ(男性)に頼まなければならず面倒でした。

良かったこと・辛かったこと

「女性だけの会話が楽しかったです」

よかったこと:
短時間にもかかわらず、私が指導したことで、業務内容に少し改善が見られたこと。
現地スタッフも外国人派遣スタッフも、とてもいい方ばかりでした。
毎朝、おいしいコーヒーを入れてくださる方がいたこと。
料理がおいしかったこと。
現地の病院で働く看護師の方やMSFスタッフの女性のみでする会話が楽しかったです。

辛かったこと:
下痢と嘔吐。
日々の長いミーティング。
長い会話(私が3分で英語で説明したことがパシュトゥー語に訳すと10分になる)。

派遣期間を終えて帰国後は?

シンガポールでしばらく働きながら、勉強します(熱帯病学、感染症学など)。

今後海外派遣を希望する方々に一言アドバイス

下痢にご注意ください。
楽しみましょう!

MSF派遣履歴

派遣期間
2010年4月~2010年7月
派遣国
マラウイ・ブランタイヤ
ポジション
看護師

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