海外派遣スタッフの声

ワクチン、栄養、薬剤管理も担う: 柾本常子

ポジション
正看護師
派遣国
イエメン
活動地域
ハラド
派遣期間
2011年8月~2012年2月

なぜ国境なき医師団(MSF)の海外派遣に参加したのですか?

看護師を志した時から、将来は看護師の経験を生かし、海外での派遣活動に参加したいと願っていました。MSFは中立性、自立性を持った団体であること、世界各国からの人びとと共に活動することなどがとても魅力的で参加を希望しました。

今までどのような仕事をしていたのですか? どのような経験が海外派遣で活かせましたか?

内科病棟、外科病棟、内科・麻酔科外来、健診センターで勤務しました。

専門知識はもちろんですが、業務上のあらゆる面で困難な状況を経験しているほど、困難を乗り越える知識や精神力が身に付きます。このことは、海外での援助活動や生活でとても役立ちました。

今回参加した海外派遣はどのようなプログラムですか?具体的にどのような業務をしていましたか?

栄養失調プログラム、薬剤管理業務、ワクチンプログラム、衛生知識の普及活動と、担当業務がとにかくたくさんでした。そのうちの薬剤管理業務を主に担当していました。具体的には、プロジェクト内の各部門への医療材料や薬剤の供給、各部門の薬剤師の業務支援と管理、医療材料や薬剤の在庫管理と調達、ワクチンの配給管理とイエメンの保健省からの提供請求などを行っていました。

週末や休暇はどのように過ごしましたか?

ゆっくりと睡眠をとり、手に入る範囲で好きな物を食べ、友人へe-mailを書いたり、インターネットを楽しんだり、仲間との団らんやパーティーなどを楽しんだりしました。

休暇中はイエメンから離れ、のんびりと旅行をしました。

現地での住居環境についておしえてください。

ハラドという地域は、サウジアラビアとの国境に近い小さな町でした。レストランやマーケット、ホテルなどがあり、町の中心部の近くに住居がありました。コンクリート建築の2階建てで、10の部屋と、4つのトイレ・シャワー室、大きなダイニング、2階にはテラスがありました。

発電機で電気を供給しており、1日のうち数時間は電気が止まります。クーラーがついていますが、電気が供給されないときは室内がとても暑く、夏は寝苦しい日々でした。

良かったこと・辛かったこと

<辛かったこと>

想像以上に任務量が多かったこと。英語力の不足を体感したこと。

<良かったこと>

大変な任務量のなかでも、あきらめずに可能な範囲で任務を行い、派遣活動を終えたこと。
チームメンバーがとても良く、各メンバーも大変な任務を抱えながら、お互いに気遣い、支え合いとても楽しく過ごせたこと。たくさんの人との出会い、一緒に仕事ができ、貴重な経験ができたこと。

派遣期間を終えて帰国後は?

休職をして派遣活動に参加したので、帰国後すぐに職場復帰しました。

今後海外派遣を希望する方々に一言アドバイス

派遣を考えているのなら、迷わずにぜひ参加してください。後悔はありません!(もちろん十分な準備も必要です)。 多くのことを学べ、そして楽しめます。困難なことを乗り越えられる力がつき、視野が広がり、その後の派遣活動や人生に多いに役立ちます!

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