海外派遣スタッフの声

ソマリアで産科病棟の開設プログラムに参加: 小郷真紀

ポジション
助産師
派遣国
ソマリア
活動地域
ベレトウェイン
派遣期間
2007年5月~2007年11月

なぜMSFの海外派遣に参加したのですか?

以前からボランティア活動に興味があり、2002年に日本のNGOでアフガニスタンのボランティアに参加した時に、MSFの活動を知りました。MSFは国際的な団体であり、活動地域や方針に賛同したので参加しました。

今までどのような仕事をしていたのですか? また、どのような経験が海外派遣で活かせましたか?

病院や助産院で助産師・看護師として働いていました。病院での緊急処置、助産院での自然分娩の経験が海外で活かせました。

今回参加した海外派遣はどのようなプログラムですか?また、具体的にどのような業務をしていたのですか?

ベレトウェインの病院に新しく産科病棟を開設するというプログラムで、産科病棟の開設、現地スタッフの教育を行いました。開設後は、特に分娩時の産婦と新生児のケア、中でも合併症を伴う出産や帝王切開のケア、出血や流早産などで来院する妊産婦のケアを行っていました。

週末や休暇はどのように過ごしましたか?

ベレトウェインでは、安全上の理由から宿舎と病院の往復以外は外へ出ることができなかったので、休みの日(金曜日)はテレビやDVDを見たり、他のメンバーと話したり、本を読んだりしていました。休みの日でも緊急時は呼び出しがあり、病院に行くこともありました。一度目の休暇はケニアのラムへ行き、二度目の休暇はケニアのモンバサへ行きました。両方とも海岸沿いの町だったので、海で泳いだり、シーフードを食べたり、釣りや読書をしたりと、何もないリラックスした休暇を過ごしました。

現地での住居環境についておしえてください。

以前ホテルだった所を宿舎として使っていました。3階建てで、1階は事務所、2階は住居、3階にはリビングルームと台所がありました。

一人一部屋を与えられ、トイレ、シャワーがついている部屋もありました。ベッド、机、クローゼット、天井にファンがありました。3階のリビングルームにはテレビやDVDがあり、屋上にはハンモックやテーブルがあり、屋外で食事がとれるようになっていました。電気は発電機の音が大きいため、安全上の理由から深夜の12時半から朝の8時半までは使用できませんでした。食事はパスタ、ライス、肉などで、味は良かったのですが、毎日ほぼ同じものを食べていました。

良かったこと・辛かったこと

良かったこと:

  • ソマリアの文化を知ることができたこと
  • いろいろな国の医師や助産師、看護師と知り合えたこと
  • いろいろな症例をみることができたこと

辛かったこと:

  • まったく外に出ることができなかったこと
  • 抗マラリア薬の副作用に苦しんだこと
  • 暑さ
  • 病院で妊婦や新生児が亡くなった時

派遣期間を終えて帰国後は?

しばらく休養してから、再度派遣に参加する予定です。

今後海外派遣を希望する方々に一言アドバイス

「派遣期間中は何かしなければならない」と頑張りすぎないことが大切。マイペースで!!

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