海外派遣スタッフの声

会計マネジャーとしてプログラムを支える: 外村圭介

ポジション
アドミニストレーター
派遣国
南スーダン
活動地域
ジュバ
派遣期間
2012年3月~2012年9月

なぜ国境なき医師団(MSF)の海外派遣に参加したのですか?

MSFには数年間、ドナーとして関わってきました。同時に、現地で直接的な形で活動に貢献したいという気持ちを持ち続けていました。6年間ほど社会での経験を積んだ後、体力も気持ちも充実している今、一歩を踏み出すべきだと思い、応募しました。

今までどのような仕事をしていたのですか?どのような経験が海外派遣で活かせましたか?

船会社で6年間働いていました。船の運航管理、航路の採算管理、集荷業務、長期輸送契約のマネジメントなどを担当していました。

日本のサラリーマンと国際NGOというキャリアには、一見まったく連続性がないように思われますが、「プロジェクトの財務・経理管理」という点で、前職での経験を予想以上に活用できました。

今回参加した海外派遣はどのようなプログラムですか?どのような業務をしていたのですか?

南スーダンの地方の小児科・産婦人科の病院運営を行うプロジェクトで、私は会計マネジャーとして、首都から地方をサポートしていました。具体的には、地方のプロジェクトから上がってくる領収書類の確認と、それを基にした経理書類の作成が主な業務です。

週末や休暇はどのように過ごしましたか?

週末は家でリラックスしていることが多かったです。皆で料理やバーベキューをしたり、DVDを観たり、本を読んだりしていました。

休暇はトルコに行きました。南スーダンではなかなか手に入らないアイスクリームを毎日堪能していました。

現地での住居環境についておしえてください。

ジュバでは10人ほどで一軒家を共有していました。広い庭にマンゴーの木が生えていて、居心地の良い家でした。冷房がなく乾季は非常に熱い、温水シャワーがなく雨季の朝晩は寒いなど、もちろん日本の住環境とは比較しようがありませんが、おおむね快適な環境だったと思います。

良かったこと・辛かったこと

スタッフと一緒にバーベキュー

南スーダンは独立して1年余りで、何もかもが未発展な国でした。その世界で一番若い国のエネルギーを肌で感じながら働くことができたのは、非常に良い経験でした。

また、ヨーロッパ、アフリカ、南北アメリカ、アジア、オセアニアと、世界中から参加しているスタッフと、同じ目標のもとで働くことができたのも貴重な経験でした。

大変だったことは、日本とのコミュニケーションの違いです。周りのスタッフが本当によくしゃべるので、自分も無理してでも発言しないと、何も考えていない、議論に参加していないと思われてしまいがちでした。

派遣期間を終えて帰国後は?

しばらく休んで、次の派遣に備えるつもりです。

今後海外派遣を希望する方々に一言アドバイス

海外派遣においては、日本ではできない経験が待っており、その経験が自信につながると思います。

長期間、日本社会を離れるので、それなりに失うものや我慢しなければならないものもありましたが、それを差し引いても、「行ってよかった。一歩を踏み出してよかった」と私は思いました。

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